参院本会議で答弁する鳩山首相=2日午前 首相「参院選も小沢幹事長で」 捜査介入は否定鳩山由紀夫首相は2日午前、元秘書らが資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で逮捕された小沢一郎民主党幹事長の進退に関し「今日までの活動を考えれば当然、(参院)選挙も仕切ってもらいたい」と述べ、引き続き幹事長として今夏の参院選も実務を担当させる意向を示した。公邸前で記者団の質問に答えた。 首相は、この後の参院代表質問で、小沢氏に関する自身の発言について「行政の長としての立場は自覚している。発言は検察捜査に影響を与える意図はないし、与えてもいない」と釈明。「捜査を冷静に見守る」と重ねて強調した。 自らの偽装献金問題については「国民の理解を得るのはなかなか難しい。時間がかかる」と述べ、今後も説明を尽くす考えを示した。 自民党の谷川秀善参院幹事長に対する答弁。 民主党は、輿石東参院議員会長が質問。衆院選マニフェスト(政権公約)の実現を求めるとともに、日米安全保障条約改定50年を踏まえた日米関係の在り方を尋ねる。 【共同通信】
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