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小沢氏、幹事長続投の見方も 石川議員起訴でも

 民主党の小沢一郎幹事長は1日の記者会見で東京地検特捜部の再聴取に応じたと明らかにするとともに、刑事責任に問われた場合の自らの進退に初めて言及した。検察との全面対決をやめ、協力姿勢に転じた小沢氏が軟着陸を狙っているとの見方もある。小沢氏の元秘書、石川知裕衆院議員の4日の拘置期限を控え、小沢氏の責任論がようやく出てきた党内だったが、再聴取を受け、再び捜査の進展を見守る姿勢に転じた。

 「(石川議員が)起訴されることになったら、そこで(小沢氏が)責任を自らとるとか、あるいは自らとらなかった場合、周りがどういう議論をするかということが始まる」。小沢氏と距離を置く渡部恒三元衆院副議長は1日、記者団を前にクギを刺した。

 小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で逮捕された石川議員の拘置期限は4日に迫っている。民主党内では石川議員の起訴は免れないとの見方が大勢だ。渡部氏の見立ては、石川議員が起訴されても小沢氏本人は秘書の行為の責任を取らず、幹事長職にとどまるのではないか、というものだ。(09:35)

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