(cache) 小沢氏、起訴なら幹事長辞任 「刑事責任は非常に重い」  - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  資金管理団体の土地購入をめぐる問題で、記者会見する民主党の小沢幹事長=1日午後、東京・永田町の党本部

    小沢氏、起訴なら幹事長辞任 「刑事責任は非常に重い」 

     小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部が1月31日午後、小沢氏を東京都内のホテルで約3時間にわたり再聴取していたことが1日、分かった。小沢氏は記者会見でこれを認めた上で、自らが在宅処分を含め起訴される事態に発展すれば少なくとも幹事長辞任は避けられないとの認識を表明した。「私自身が刑事責任を問われることになれば、その責任は非常に重いと思う」と述べた。

     ただ土地購入問題について「私は闇献金とか裏金とか、不正な金は一切受け取っていない。その意味で刑事責任を問われる事態は想定していない」とも強調した。

     逮捕された元秘書の石川知裕衆院議員が4日に拘置期間の満期を迎え、処分決定が想定されるのを前に、一部閣僚や民主党内からは小沢氏の進退を問う声が上がっている。小沢氏としては進退判断の基準を明確に示すことで、混乱の沈静化を狙ったとみられる。

     会見で小沢氏は再聴取に関して「知っている限りの事実を包み隠すことなく、すべて申し上げた」と説明。同時に「公正、公平な捜査については可能な限り協力してきたつもりだし、今後も協力していく意思に変わりはない。早い機会に真実が明らかになることを望んでいる」とした。

      【共同通信】