2月13日(土) - 大会1日目
2月13日(第1日)見どころ
カナダ・バンクーバーを舞台に17日間の熱い戦いが幕を開ける 【Photo:アフロ】
カナダのバンクーバーを中心に行われる4年に一度のウインタースポーツの祭典、第21回冬季五輪がいよいよ幕を開ける。カナダでの五輪開催は、冬季は1988年のカルガリー大会以来2回目、76年のモントリオール夏季大会を含めると3回目となる。大会テーマは、カナダ国歌の詞の一部でもある「With Glowing Hearts(燃える心とともに)」。日本時間3月1日までの17日間にわたって、新種目のスキークロスを含む全7競技86種目が実施される。日本は前回トリノ五輪では5大会ぶりに獲得メダル1個に終わったが、今回は複数のメダルを目指す。
熱戦の始まりを告げる開会式は、13日午前11時(現地時間12日午後6時)からバンクーバー市街地にあるドーム型屋内競技場、BCプレース(収容人数約5万5000人)で行われる。五輪の開会式が屋内で実施されるのは史上初めて。毎回、開催国ならではの華やかな演出で盛り上がる開会式だが、屋内でどのような催しが披露されるのかも今回の見どころのひとつだ。また、地元の有名アスリートやゆかりのある人物が務めることが伝統になっている、最終聖火ランナーも注目の的。五輪発祥の地、ギリシャ・オリンピアから遠路はるばるリレーで運ばれた“五輪の象徴”を聖火台にともすのは誰か。
日本選手団の旗手として入場行進を率いるのは、日本女子で冬季五輪史上最多の5大会連続出場となるスピードスケートの岡崎朋美(富士急)。岡崎は前回トリノ五輪で主将を務めており、主将と旗手の両方を務めるのは今大会選手団団長の橋本聖子以来2人目となる。今回主将を務めるスキージャンプの岡部孝信(雪印)は、開会式当日と翌日に競技があるため欠席する予定だが、大ベテラン二人が精神的支柱として日本をけん引する。
大会第1日は、その岡部が出場予定のスキージャンプ個人ノーマルヒル予選が、開会式に先駆けて行われる。今季ワールドカップ(W杯)個人総合ランキング15位以内の選手は予選を免除されるが、それ以外の選手が翌日の決勝進出を懸けて戦う。2大会続けてメダルを逃している日本だが、ここ数年は伊東大貴(雪印)ら若手が力をつけており、冬季五輪史上最多となる6大会連続代表の葛西紀明(土屋ホーム)や岡部のベテラン勢も健在とあって、久々の好結果が期待されている。
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