――この週末、一部の閣僚や議員から、幹事長が刑事責任を問われたり、国民の納得が得られなかったら、進退を含めて幹事長に対応を求める声が上がったが、幹事長はそういった声にどう答えるか。
「党内の誰がどういったかということは別といたしまして、それは私が直接聞いているわけではありませんので、そのことは別にして、私自身が刑事責任を問われるというようなことになれば、それは非常に責任は重いと思います。そういう意味で、私としては、ずっとこの間、不正のカネを受け取って、土地購入の資金や何やらに充てたように報道されておりますけれども、私は一切、今言ったように、ヤミ献金とか裏金とかの資金は一切受け取っておりませんので、その意味において、刑事責任を問われるという事態は想定しておりませんけれども、もしそういうことが仮にあるとすれば、今言ったように責任は重いと、その点はもちろん、そう考えております」
――前回の会見で、自分の病気の関係で資産を家族名義にされたという話だったが、その際、贈与税は支払ったのか。相続税や贈与税を免れるためにやったという批判にはどう答えるのか。土地購入の原資についての説明が変わってきていることについては、どのように説明をするか。
「私が名義上、女房や子どもの名義にして預金しておったというのは事実でございますけれども、それは、前にも言ったように、前年に、心臓病で四十数日間も入院したという自分のことが心理的に影響したのかと思っていますけれども、その資金自身は私のお金でございまして、女房子どもにそれを贈与したという認識はありません。それから、説明が変わったと言われますが、私は私は変わったというつもりはありません。どんどんどんどん不正なカネでもって土地購入の資金に充てたんじゃないかというみなさんの報道がどんどんどんどん出てきたものだから、いや、そうじゃないと私は言い始めたわけで、全然最初から、関係ないのに、最初からそれをあえて説明する必要性は感じていなかったけれども、そのように、広く報道がそういう形でなされるようになったもんですから、この際ははっきりと自分の自己資金であるということを言うべきであろうと判断したと言うことです」