7.13月 やっぱり『バカヤローの解散』
『バカタロー解散』とも言うらしいけど。
しかし、解散の予告とは・・・。
ここに麻生さんのダメダメ感が現れている。
解散を宣言できず、「来週解散する予定だから、ボクちゃんを下ろさないでね」ということだから、なんと日本の首相は小粒になったことか。
そう考えると、小泉さんはカッコ良かったなあ。国民やマスコミを暗示にかけるだけの迫力とわかりやすさがあった。
石原ボンと与謝野爺は、さぞかし麻生さんを恨んでいることでしょう。
特に石原ボンなんて、「総裁選やれば、ボクが総裁になれたかもしれないのに。なんでボクだけ責任とって、総裁はのほほんとしているんだ。パパに言っちゃうぞ!」って感じかな。パパの石原知事は、終わってから「都にとって迷惑だ」と言っていたけど、ではなんで選挙前の麻生応援の時にそれを言わなかったか。
結局、内閣プチ改造は何だったのか?
結局、サミットは何だったのか?
結局、船舶検査法案は捨てるのか?
「麻生おろし」封じ?「全然、違う」13日の首相(asahi.com)
——来週解散ということだが、今週ではなく来週にした理由は。
「今、我々としては、我々にとって極めて重大な安全保障上の問題である、北朝鮮の船舶の検査法などなど、我々にとっては非常に大きな問題が抱えたままになっております。これはぜひ上げさせていただきたい。(中略)
国民に問うのは、どの党が皆さんの生活を守り、日本を守るか。これが争点です。
ということで、麻生さんは安全保障問題を争点にしようと考えているのでしょう?
であれば、なんで重要な船舶検査法案を通してから解散しなかったのか?って、そんな理由ははっきりしているけど。
麻生さんは、経済政策をやるために解散を延ばしていたんじゃないの?
だから、麻生さんが争点にすべきは経済政策でしょう。でも、これは弱い。
最大の争点は『政権交代』になる。
政治と金、世襲問題、経済政策、年金、教育、福祉など、重要な課題はたくさんあるけど、都議選を見てわかるように、すでに国民にとって細かな政策なんぞどうでも良い。
『政権交代』をして、この国の政治を根本からひっくり返すかどうかの選択になる。都議選は前哨戦というよりも「疑似体験」だったのだ。
テレビでは、しつこく「財源は?」と聞いてくるだろうし、ネット上では相変わらずのワンパターンな「売国政党」レッテル張りが行われるけど、そんなのは小さなことだ。国民やマスコミの感心は、
『自公が過半数割れ』
この一点に集中する。
でも、まだまだ投票日まではいくつかのヤマがありそう。
はたして私は関わるのだろうか・・・。
・・・
Googleがユーザー参加型の衆院選企画 候補者がYouTubeで回答(ITmedia)
Google日本法人は7月13日、次期衆議院選挙への立候補予定者への質問をネットユーザーから募集し、候補予定者が回答した動画をYouTubeで公開する企画「未来のためのQ&A」を始めた。
衆院選関連の情報提供プロジェクト「Google 未来を選ぼう 2009」の一環。ネットユーザーからの質問を集め、ユーザー投票で人気の質問を選ぶ「Googleモデレーター」を活用して5つの質問をピックアップ。候補予定者に回答動画を制作・投稿してもらう。
非常に面白い試みで、こういったものが選挙や政治への楽しみ方にも繋がっていくので賛成だけど、おそらく失敗するのではないか。
Googleモデレーターが一般的でないということもあるけど、一番のネックは候補者もしくはスタッフが、自分でビデオを撮影・編集・投稿しなければならないということだ。
約一ヶ月の期間で、質問に答えるビデオをアップできる候補者は、おそらく100人もいないだろう。しかも、そんな余裕は無い。
ビデオを投稿してきた候補予定者が、幸福実現党候補者と公明党候補者だけだったら、どうなるのかな?
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