8月 21

PT1 / PT2 を入れる PC を考える マザーボード編のケース編です。
前回とりあげたような Atom搭載マザーボードを入れるケース(Mini-ITX用)をまとめます。

PT1(PT2)を入れるための PCケースなので、まずは PCI をつけられるものでないといけない。
それから排熱と静音性を気にするのならば、電源は内蔵より ACアダプタ。

なかなか PCI をつけられる Mini-ITX ケースというと限られるけれども
これまで PT1 で最も実績があるのは Noah800 かな、ACアダプタ 80W。
かくいう私も Noah800 + D945GCLF2 という構成だった。
A-ITX-200P300 も実績があるようです。
Slightly は PCI が2つとりつけられるので PT1 を 2台とりつけ可能と思ったけど、
2枚目が HDDベイに干渉するらしい。ACアダプタ 80W。
ITX-200 で PT1 使用している人もいるようですが、
取り付けがちょっと大変だったらしいというのと電源が内蔵 250W です。
SCY-0528-mini-ITX にライザーカードつけてもいけるようです。ACアダプタ 80W。

Square One もいけそうだけれど、搭載可能拡張カードサイズがギリギリ超えてて怪しい。
A-ITX-300 もよさそうなんだけど、どこで手に入るか謎。

また M350 というケースのオプションD945GSEJT Motherboard I/O Bracket&RiserCard kit を買えば D945GSEJT のマザーボードで PCI が利用可能。

こんな感じですが、Noah800 にしておけば無難という印象ですね個人的には。
ただ Noah800 は少し高いです。A-ITX-200P300 のほうが安いと思います。

こうやって考えるといかに NEC Express5800 シリーズが安いかわかりますね。
私は 110Ge を 5000円割引の 10,800円で購入したわけですけど
Atom では、マザーボード + ケースで 2万円~3万円になる。
値段的には 110Ge のほうが安く仕上がるんですよ。
消費電力は マザーボード編の計算で言うと アイドルで 20W の差があるわけですよ。
(録画中では 110Ge のほうが消費電力の伸びが大きくなりますが1日2,3時間と考えて誤差ということに)
20W は 1年間でも 3,800円しか差がつかない。
もし D945GSEJT だとするとアイドルの差は 40W になるから単純に倍になるわけだけど。

110Ge の静音性については、ある程度の加工を前提に言うなら、かなり静音にできるし
唯一困ると言えば大きすぎて邪魔というくらい。

それでも Atom にこだわる理由というのは、
たとえば ION ならメインマシンとしても十分に役割を発揮できるからとか
どうしても省スペースにしたいとか
ものにいくらお金をかけたとかそういう問題じゃなく、
ただ単に消費電力が低くないと気が済まないからとか
縛りプレイが好きだとか
そういうことだと思うんですけどね。

どっちかっていうと性格的に私は Atom にこだわる側の人間なわけなんだけど。
正直言えば、D945GSEJT 買って超低消費電力だぜフヒヒ。とかやりたい気持ちがある。
けどよく考えるとモノ自体にお金をかけすぎだということに気がつくんですよ。
PT1 を 2ついれるには D945GSEJT を2つ買うわけで OSがそれぞれ必要なわけで・・・
それであまり消費電力を気にしすぎないようにしてはいるんですけど。

PT1(PT2)を入れる PC を考える マザーボード編

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