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大半が歩道分離「必要」、市の自転車・歩行者の社会実験/川崎市

2010年1月28日

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 川崎市は、昨年秋に川崎駅東口周辺で実施した歩行者・自転車通行の社会実験の結果を発表した。市役所通りの歩道を歩行者と自転車とで分離する方策について、歩行者の約9割、自転車の約8割が賛同する意見だった。

 昨年11月に実施した社会実験では、(1)車道への自転車専用レーン設置(2)歩道での自転車と歩行者の通行位置分離(3)自転車の押し歩き呼び掛け―などについて、通行量調査や通行者の意見聴取を行った。

 市役所通りの歩道で自転車と歩行者を分離させた実験では、自転車利用者の69%が「走りやすい(『どちらかといえば』を含む)」と回答。歩行者も安全・快適性について75%が「向上(同)」と答えた。分離の必要性については、自転車利用者の79%、歩行者の86%が「必要(同)」と回答した。ただ自転車利用者の一部からは「対向する自転車に危険を感じた」という声もあった。

 駅前広場周辺の歩道で自転車を押して歩くよう呼び掛ける実験では、呼び掛けがなかった場合に比べ、押し歩きの順守率が倍増した。ただ、昼間の順守率は約8割だったが、朝の通勤通学時間帯は約4割にとどまった。

 有識者や地元関係者らでつくる検討会議は今回の実験結果を踏まえて整備の是非などを協議。検討会議の協議結果を参考に、市はあらためて市民の意見を募り、6月に自転車対策をまとめる予定だ。

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