体当たり“援助交際”「思い切ってヤリました」

援助交際のシーンに挑戦する多田あさみ
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　グラビアアイドルの多田あさみ（２１）が初の単独ヒロインを務めた映画「逢えてよかった」をＰＲするため、東京・越中島のスポーツニッポン新聞社を訪れた。

　非行に走る若者を救うために、繁華街での夜回りをする“夜回り組長”こと石原伸司と、不良少女チエコを軸に描かれたノンフィクションのヒューマンドラマ。チエコ役の多田は「完全に役に入ってしまいました。わたしがチエコちゃんの人生を１から１０までもう１回体験した感じ」と振り返った。

　リアリティにはこだわりがあり、チエコを語るうえでは欠かせない援助交際のシーンにも体当たりで挑戦。「撮影に入るまではすごい緊張していたんですが、入ってしまったら自分はチエコなので思い切ってやりました」。チエコが家族をなくして育ったことから、実家暮らしの多田も極力家族との接触は避けて役作りに臨んだという。

　石原役には黒沢年雄（６５）、脇役にも三原じゅん子（４５）、吉沢京子（５５）ら実力派俳優が名を連ねる。４月に公開予定。