2010年1月31日 19時4分更新
29日岡山市の飲食店で女性経営者を金属バットで殴って大けがをさせたとして傷害の疑いで逮捕された男について、警察はこの男が「殺そうと思った」と供述したことなどから、容疑を殺人未遂に切り替えて身柄を岡山地方検察庁に送りました。
この事件は、29日午前11時半ころ、岡山市北区田町の飲食店で、岡山市北区蕃山町の無職、隈元政権容疑者(44)が、開店準備をしていた42歳の女性経営者を突然、持ってきた金属バットで10回ほど殴って全治およそ6週間の大けがをさせたとして傷害の疑いで逮捕されたものです。
警察によりますと隈元容疑者は当初、「覚えていない」と話し、容疑を否認していましたがその後の調べで、「殺そうと思った」と供述しているということです。
さらに女性の頭を繰り返し殴っていたことなどから、警察は容疑を殺人未遂に切り替え、31日隈元容疑者の身柄を岡山地方検察庁に送りました。
警察によりますと、隈元容疑者は「この女性の店に何回か来たことがある」と話しているということで、警察は事件のいきさつや動機などを詳しく調べています。