平成14年7月16日
学生時代に暴力革命運動/「権力倒す」と文部省入省
小野文科省事務次官新聞インタビューで発言
文部行政の実質的なトップである小野元之・文部科学事務次官が、新聞インタビューで、高校で校則違反してきたことを誇らし気に語り、「学生時代に権力打倒のデモをしたが、世の中を変えるには内部に入らねばと思い公務員になった」と公言していながら、自民文教族らの間で同記事が見過ごされ、何ら問題にならないままでいることが本紙の調べで明らかになった。同次官の良識を欠いた発言には保守派有識者から憤りの声が上がっている。
(山本 彰)