普天間撤去を、東京で集会 沖縄の市民ら約6千人米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、飛行場の撤去と新基地建設反対を求める集会が30日、東京都内で開かれ、沖縄から上京した100人を超える市民を含め約6千人(主催者発表)が参加した。市民団体「平和フォーラム」などが主催した。 集会に参加した福島瑞穂消費者行政担当相(社民党党首)は「普天間基地を返還させ、沖縄にこれ以上の負担を課さない、そのことに勝利したい。5月末に結論が出るまで数カ月、渾身の力をこめて絶対に勝つ」と国外・県外移設への決意をあらためて強調。 日米が移設先として合意していた同県名護市の市長選で初当選した稲嶺進氏も連帯を求めるメッセージを寄せた。 市民団体「ヘリ基地反対協議会」の安次富浩・共同代表は「鳩山由紀夫首相は(名護)市長選の結果を判断材料とすると言い、わたしたちは勝った。これ以上の民意はないはずだ」と訴えた。 【共同通信】
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