2010-01-31
■[経済]すべての人に贈るだまされないための経済入門ーベストブックガイド100+1

勝間さん、宮崎さん、飯田さんの共著刊行を記念して以下にすべての人に贈る、一部の政治家・官僚・マスコミ・評論家や一部の経済学者、そしてほとんどのアルファブロガーやネットで自分の利害でしか書けないのになぜか経済を語る株式・資産運用者たちの放言などなどにだまされないためのブックリスト。
これ以上体系的でまた啓蒙的なブックリストは作成不可能。自信をもってお薦めします。とりあえず改行したところでひとまとめのコンセプト(僕と主張が違う本でも対立軸を明確にするため参考になる対論の本も掲載)。
まだ一冊も読んだない人はぜひ一読を。そして経済書を読んできた人は何冊読みましたか?
勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之『日本経済復活 一番かんたんな方法』
- 作者: 勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/02/17
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (1件) を見る
中島岳史・片山杜秀・高田里恵子・植村和秀・田中秀臣『日本思想という病』
上念司『デフレと円高の何が「悪」か』
岩田規久男『世界同時不況』
岩田規久男『国際金融入門』
岩田規久男『テキストブック 金融入門』
田中秀臣『雇用大崩壊』
飯田泰之『歴史が教えるマネーの理論』
原田泰『なぜ日本はなぜ貧しい人が多いのか』
吉川洋編『デフレ経済と金融政策』(浜田宏一・岡田靖論文、原田泰・増島稔論文)
若田部昌澄『危機の経済政策』
若田部昌澄編『日本の危機管理力』
高橋洋一・長谷川幸洋『百年に一度の危機から日本経済を救う会議』
竹森俊平『1998年ー世界を変えた金融危機』
竹森俊平『資本主義は嫌いですか?』
フリードマン&シュウォーツ『大収縮 1929−1933』
テミン『大恐慌の教訓』
中原信之『日銀はだれのものか』
駒村康平『大貧困社会』
山森亮『ベーシックインカム入門』
ウィンター『人でなしの経済理論』
ランズバーグ『型破りな智恵』
コリアー『民主主義が経済を殺す』
大竹文雄『格差と希望』
若田部昌澄『改革の経済学』
野口旭『エコノミストたちの歪んだ水晶玉』
原田泰『奇妙な経済学を語る人たち』
田中秀臣『経済論戦の読み方』
竹森俊平『世界デフレは三度来る』
竹森俊平『経済論戦は甦る』(日経文庫版)
小林慶一郎・加藤創太『日本経済の罠』(日経文庫版)
野口悠紀雄『1940年体制』
都留重人『市場には心がない』
小野善康『不況のメカニズム』
岩田規久男『日本経済を学ぶ』
三輪芳明『計画的戦争準備・軍需動員・経済統制 − 続「政府の能力』
中村宗悦『経済失政はなぜ繰り返すのか』
若田部昌澄『経済学者たちの闘い』
石橋湛山『湛山回想』
野口旭編著『経済政策形成の研究』
長幸男『昭和恐慌』
長幸男『石橋湛山の経済思想』
藪下史郎『非対称情報の経済学』
ブランシャール『マクロ経済学』上下
ゴードン『現代マクロエコノミックス』上下
ダスグプタ『経済学』