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【話題のニュース】

オタク集団がライブPR 中野腐女子シスターズ

2010年1月31日 07時45分

 「中野腐女子シスターズ」の(前列左から)京本有加、喜屋武ちあき、乾曜子、(後列同)原田まりる、虎南有香、浦えりか

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 ブレークを目指す“次世代アイドル”が集合するライブ「GIRLS POP NEXT」が2月7日、東京・よしもとプリンスシアターで開催。その模様がスカパー!で放送されることになり、出演者を代表してオタク系アイドルユニット「中野腐女子シスターズ」が意気込みを語った。

 同ユニットは、お笑い芸人はなわ扮する“ジャジィはなわ”のプロデュースのもと、サブカルチャーの聖地、東京・中野を拠点に活動する6人組。メンバー全員がコスプレやアニメなどのオタク趣味を持ち、タレントのスザンヌも健康オタクとして一時在籍していた。

 自作のコスプレ衣装が200着以上というリーダーの乾曜子はライブ出場に「お祭り騒ぎのようなイベントに参加できてうれしい。これをきっかけに私たちのことを多くの人に知ってほしい」と熱くコメント。

 ライブには「AKB48」の姉妹グループ「SDN48」や吉本興業の「よしもとグラビアエージェンシー」など多彩な顔ぶれも参加予定だが、6人は「私たちみたいな変なアイドルはほかにいないと思う」と口をそろえ、実際に試合経験もあるプロレスオタク、浦えりかは「全員オタク属性があるからアイドルオタクのファンの心理もよく分かります」とアピール。

 1月20日に「Honey Bee〜」で念願のCDデビューを果たしたメンバーたち。結成4年目で夢の一つがかなったと喜ぶ一方で、浦は「中野サンプラザでライブをするという目標も今年こそ実現したい」とも。

 アニメオタクの喜屋武ちあきの夢はより壮大で、1980年代の人気アニメ「超時空要塞マクロス」を例に出し「(ヒロインの)ミンメイが歌の力で宇宙戦争を終わらせたように、私たちもアニメソングで世界を平和にしたい」と語っていた。

 ライブの模様はスカパー!で2月25日、ペイ・パー・ビュー方式などで視聴できる。

(共同)
 

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