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【埼玉】

外国語は42人が受験 センター追試 新型インフルに対応

2010年1月31日

 三十日から二日間の日程で始まった大学入試センター試験の追試。新型インフルエンザ感染などで二週間前の本試験を欠席した受験生のうち、県内の追試許可者数は五十二人で、埼玉大学(さいたま市桜区)の会場では、四十二人が外国語を受験した。

 追試許可者が本試験を受けられなかった理由では、新型や季節性のインフルエンザが最多の十九人で、発熱など類似症状も十一人に上った。ほかは胃腸炎などの病気やけが。

 追試の会場は昨年までは東京都と大阪府の二カ所に限られていたが、今年は各都道府県で実施。埼玉大では、この日もマスク姿の受験生の姿が目立った。

 本試験の前日に発熱し、新型インフルエンザと診断された志木市の浪人生の男性(18)は「感染した時は焦ったが、きょうの追試は万全の体調で臨めて良かった」と胸をなで下ろしていた。(池田宏之)

 

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