岡山放送局

2010年1月30日 19時8分更新

フクジュソウ咲き始める


春を告げる花として知られる「フクジュソウ」が岡山県新見市のカルスト台地で黄色い花を咲かせ始めました。

カルスト台地が広がる新見市草間の森光栄さんの庭先ではこのところの暖かさで春を待ちかねたように黄色いフクジュソウが咲き始めました。

フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、直径が3、4センチの黄金色のつややかな花を咲かせます。森光さんはほとんど手入れはしていないということですが、株が毎年少しづつ増えているということです。

今年の開花は去年より10日ほど早く、柔らかい日差しを受けて、輝くように咲き始めています。
石灰岩地帯に群生するフクジュソウは、西日本では多く見られるということで、カルスト台地にある草間地区もフクジュソウにとっては育ちやすい環境とみられています。

フクジュソウはこれから暖かくなる来月下旬頃まで見られるということです。