ミニレッキス★レッキーとの日々★

レッキー王子の日々あれこれ。

******************************************* レッキーは先天性の顎の骨の変形による不正咬合という完治のできない病気を持つミニレッキスで、歯はすべて歪んで生えています。そのため、食事内容等は「歯」を最優先に考えた生活をしています。もちろん昨今異常に増えている不正咬合について研究されている獣医師や専門家の根拠のある症例のデータに基づく食事内容ですが、私個人としては、決して皆さんに「お奨めする」ために書いているのではございません。同じ病気をもつウサギのオーナー様も、かかりつけ医のアドバイスや、ライフスタイルに合わせた生活を考えた上でご判断くださいますようお願い申し上げます。
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うーちゃんが虹の橋へ渡った日

2009.01.02 (Fri)

2009年の元旦。私たち夫婦は、お互いの実家が遠いのと、相方の休みがそんなに長くないのとで
今年は帰省せず、現在の赴任地である(我家は転勤族です)関東で過ごすことになりました。
元旦の夕刻に、10歳と半年の高齢のミニウサギ、うーちゃんが、ちょっとよろよろっとなりました。
その時は元気にご飯を食べていたので、気にも留めなかったのですが。。。
うーちゃんは去年夏ごろから急に老け込みました。清潔好きなのに、どこでもオシッコしちゃうし、
ご飯は入れただけすぐ完食、そして催促。ツヤツヤだった毛並みも、ボサボサ。
それでも相方は毎日仕事が終って帰ると、どんなに遅くなっても、うーちゃんと遊び、抱っこしてて
オシッコを垂れ流されても「爺さんやけん、仕方なか」って言って可愛がっていました。
そして、1月2日。その日は、陽射しの暖かい冬の日でした。
お昼ごはんを食べている途中に、急にまたうーちゃんがよろめき、そのまま起き上がれなくなりました。手で支えてやってもダメでした。そして、今までに出したことのない鳴き声を出しました。
「ぴー!ぴー!ぴー!ぴー!」って。
遊んで欲しい時、興奮した時は「フガフガ、ブーブー」と鼻を鳴らすことはあっても、喉から鳴き声を
出すことなんて今まで一度も聞いたことがありませんでした。
急いでタオルを持ってきて、くるんで抱き上げました。
すごく軽くなっていました。
そのまま、相方の腕の中で、だんだん、だんだんと呼吸が弱くなり30分も経たないうちに
呼吸が止まりました。安らかに、苦しまずに、虹の橋へ渡って行きました。
あまりに突然のことで、現実味が無くて。

子供が居ない私たち夫婦。結婚した頃、相方は土日も仕事、帰りも遅く、さみしいさみしいと言っていた私に、ペットショップで買ってくれたのがうーちゃんでした。
以来、福岡〜関西〜関東と転勤にも付いてきてくれました。
居てあたりまえの毎日だったんです。
大人しくて、でも甘えん坊で、優しい子でした。

亡骸はすぐに硬直しはじめました。ああ、死んでしまったんだなってその時に実感しました。
でも、思っていたより何故か冷静に行動ができました。
年齢的にも、老いて行く風貌からも、
もうお別れは近いのかも、、、と何となく私なりに覚悟はできていたんだと思います。

役所は正月でお休みなので民間のペット葬儀社に電話すると
スケジュールの都合で、2時間後になら立ち寄れるとのこと。
お別れを惜しむ時間もそれほどなく、急いで菊の花を買ってきて
お花と大好きなご飯とにんじんを抱っこさせて、小さな箱に収めました。
安らかな顔でした。うちにやってきたあの日と同じ無邪気な顔でした。
なんだか良く解らないまま、葬儀社の方がお迎えにきてうーちゃんを預けました。
ただただ、淡々と時間が流れて行きました。
号泣というよりは、シトシトと涙だけが感情に関係なく落ちていく感じでした。
他の子達と合同葬をお願いしました。お墓は世田谷に埋葬されるそうです。

うーちゃんが虹の橋へ渡った日の後から、私たち夫婦は、心に穴が空いてしまいました。
ウサギのキャラクター、ラビットファーのマフラー、そんなものを見るだけでも
涙が溢れて溢れてどうしようもない毎日が続くことになりました。
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プロフィール

レキ母

Author:レキ母
子供の居ない転勤族夫婦。
(BLOGを持ってる方・持ってない方にかかわらず、コメント大歓迎です!ただし、不適切な内容・宣伝コメントは削除しちゃうよん。)

11年間福岡〜関西〜関東と一緒に暮した、ミニウサギのうーちゃんが2009年1月2日に虹の橋へ旅立ってから、心に穴が空いた日々。

そんな中、ミニレッキスのレッキーがやってきた!2008年11月15日生まれの男の子です。食いしん坊で暴れん坊、でもちょっとビビリなレッキーとの日々を綴っています。

★レッキー:2代目うささん。ミニレッキスの男の子。ブロークンブルートート。父と母に溺愛されて、王子の座に君臨しております。やんちゃで食いしん坊。好物はセロリとブロッコリー。お顔マッサージ大好き。抱っこ嫌い、でも遊んで欲しい。毎日父と母に刺激と癒しをくれます。1歳のお誕生日前に先天的な顎の骨の変形が見つかり臼歯の不正咬合と診断されました。一生涯お付き合いする病気です。現在1ヶ月に1度定期健診を受け、2ヶ月に1度程度の麻酔治療をしています。


★うーちゃん:先代のミニウサギの男の子。なでなでと抱っこ大好きのとても大人しくて甘えん坊な子でした。食が細く1500グラムの小さな体で、切歯の不正咬合とスナッフルを乗り越え11歳のご長寿でした。今は虹の橋で暮しています。
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★レキ父:九州人。実家は今までいろんな動物を飼ってきました。(レキ父のお父さんは獣医さんでした。今は引退してます。) いつもレッキーのキックと引っかき傷の犠牲者。レッキーにチューするのが日課です。でも時に厳しく躾もしてくれる頼もしいおとたん。

★レキ母:どこに住んでも博多弁まるだし。アラフォー。在宅で仕事をしています。レッキーさんのご飯係とお掃除係と遊びと運動とお顔マッサージの係。

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