「私はインドの息子です」〜ガンジー式典におけるダライ・ラマ法王の言葉〜
ニューデリー:首都近郊のスラジクンドで19日に始まった“Hind Swaraj (インドの自治)100周年記念国際会議”の最終日に、ダライ・ラマ法王が参列した。 74歳のチベット指導者でノーベル賞受賞者でもある法王は、非暴力の活動家や思想家、学者、社会活動家からなる国際的なネットワークと共同し“自治"のためのグローバルガンジー運動" (Global Gandhian Movement for Swaraj)を形成するための行動計画を受け取った。主な行動計画のひとつに、"若者100名へのガンジ―流非暴力実践トレーニング”がある。このプランのねらいは、世界の様々な紛争地域の活動家を招待することである。 法王はさらに、グローバルガンジー運動の指揮を正式に依頼された。しかし、チベットの指導者は、聴衆の中の年配のガンジー主義者たちを指してこう告げた。「指導者は皆さんです。私はchela(弟子)、インドの学徒にすぎません。皆さんが師匠なのです。」依頼を受け入れた法王は、ガンジー主義者の功績を称えて「ええ、ええ、わたしはどんなにか幸せです。皆さんは実にすばらしい仕事をしていらっしゃる。」と語った。 インド及び18カ国から訪れた百名を超えるガンジー主義者、社会活動家、学者、思想家、作家、社会的指導者達が、インドに心からの敬意を表する法王の言葉を傾聴した。 ウル・アナントハムルティ教授、タイの仏教指導者及び社会的活動家アジャルン・スラク・シバラクサ氏が亡命中のチベット指導者とステージを共有した。 (翻訳:石野ファミリ) |
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