January 30, 2010

茨城さんとの会話の中で

何十年かぶりに会ったW★ING代表の茨城清志さん。
私にとってプロレス業界の大先輩。
若い頃の私はいつもイバさんが羨ましかった。

私が二十代前半、一大会5万円ぐらいで仕事をしていた頃、
イバさんは36枚撮りのフィルム1本につき3万円もらっていた。
フィルム10本撮れば30万円。もちろん飛行機代や宿泊費などの
経費は別途支給されていた。

二十代半ばになって、年収600万〜700万円…私がやっと食えるようになった頃、
イバさんは東京スポーツと特派員契約を結び、
日本とアメリカの往復をビジネスクラスでやっていた。

「俺もいつかはビジネスクラス」と、ある意味でイバさんを
目標にしていた。

人間強く思い描けば必ず実現するもので、
それから5年もしないでビジネスクラスに乗れるようになったが、
そのしわ寄せがいまになってきている。

「一生ビジネスやファーストで旅を続けたい」と思ったから
航空会社に就職した。55歳でリタイア出来る身分となるが
リタイア後もフライト特典はずっとついてくる。
で、なんとなく55歳で転職しようかと思い始めた。

私の夢はバンコクでの老後。
家内は反対しているが、私は老後、毎日マッサージを
受けて生活するのが夢だ。

ん?イバさんの話だが…

会話の中でポーゴの暴露本について
「あんな暴露、それも嘘八百書かれて黙っているんですか!!」
と何度も言ったが、本人ポーゴと喧嘩する気はなさそう。

それより「Kの奴、俺のことイバ公って呼びやがった」
とそっちのほうが面白くなさそう。

年が2回りも違うアキバレスラーにイバ公呼ばわり…
これは私もおかしいと思う。

「そればっかりじゃないよ。試合が始まってもないのに
お客さんの前で『ハイ、俺まだギャラ貰ってません』と
大声で言って、俺のこと追い掛け回すんだぜ」ときたもんだ。

最近の若い奴はとんでもないもんだ。
試合前に払う約束していたのならともかく
通常支払いは試合後だろうに。

「金村とかだって茨城さんって呼ぶんだよ」

当たり前だ。

礼儀のなっちょらんレスラーは使わなければいい。
それだけのこと。

私自身、50歳になった今やっと「イバさん」と呼ぶようになったが
30代の頃なんか「茨城さん」以外にありえなかった。

業界の先輩をおちょくるのはよくない。
社会の規律を乱すのはよくない。




jimmysuzukiusa at 15:41│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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