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■花見川区保健福祉センター 2010年4月オープン予定
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兼ねてより準備を進めてきました保健福祉センター(複合施設)の本体工事建設が着手され、来年4月にはオープンする予定です。費用は、本体工事・電気・外構・各種設備工事等を含め、総額約20億円になります。
場所は花見川区役所に隣接し、事務スペース、検診スペース、地域保健福祉活動スペースをそれぞれ階層に分けて集中的に配置することにより、相談・申請及び検診などの利便性の向上等を図り、多様化・複合化する区民の保健福祉ニーズに応える施設となります。 |
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花見川区保健福祉センター完成予想図
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尚、現在犢橋町にある保健センターは、地元に開放する方針で検討中です。
ハコモノは必要ないとの議論がありますが、必要なものは必要です。一日も早い完成が期待されます。
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■施設概要 |
・名称 千葉市花見川区保健福祉センター(仮称)
・住所 千葉市花見川区瑞穂1丁目1番地(花見川区役所隣接)
・敷地面積 1万5903・98u(花見川区役所を含む一体の敷地)
・建築面積 1861・48u
・延床面積 4603・17u
・駐車場 105台(うち身障者用8台)
・駐輪場 150台
※駐車場及び駐輪場は既存の駐車場を含み、花見川区役所と共用 |
■建設スケジュール |
平成18・19年度 基本設計・実施計画
平成20・21年度 建設工事(継続事業)、外構・植栽工事
平成22年4月 オープン予定 |
■設備計画等 |
□1階 |
申請・相談のフロア(保健福祉の各種相談・申請手続) |
□2階 |
検診のフロア(健康診査・健康増進) 健康学習室、健康増進室、集団指導室、診察室、口腔保健室、栄養実習室など |
□3階 |
地域保健福祉活動のフロア(地域保健福祉活動の支援) 社会福祉協議会区事務室、ボランティア活動室、大会議室など |
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■千葉市の予算ができるまで
千葉市の予算は次のような日程で編成されます。
1 市の予算の内容
(1)会計
千葉市の予算は、一般会計と15の特別会計、3つの企業会計に分かれます。
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【平成21年度の千葉市の会計】
種類 |
内容 |
予算規模
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一般会計 |
基本政策に関する予算の会計 |
3,350億円 |
特別会計 |
特別な目的のための会計
【国民健康保険事業、競輪事業などの15会計】 |
約3,201億円 |
企業会計 |
独立採算を原則とする企業的色彩の強い事業の会計
【病院、水道、下水道の3会計】 |
約700億円 |
平成21年度の千葉市の予算規模は全会計合計でおよそ7,251億円です。
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(2)一般会計の内容
一般会計は、家計でいうところの収入にあたる歳入と、支出に該当する歳出から成り立ち、その目的によって色分けされています。
平成21年度の予算の主な内訳は以下のとおりです。 |
歳入(収入)
市税(市民税、固定資産税など) |
1,770億円 |
市債(借入金) |
400億円 |
国庫支出金(国からの補助金) |
321億円 |
使用料及び手数料(保育料や駐輪場の手数料など) |
91億円 |
その他 |
768億円 |
合計 |
3,350億円 |
※歳入の根幹となるのは市税で、全体の約半分を占めています。
歳出(支出)
民生費(生活保護や児童のための費用など) |
958億円 |
公債費(借入金の返済費用) |
562億円 |
土木費(道路や公園の整備費用など) |
478億円 |
衛生費(医療や環境に関する費用など) |
316億円 |
その他 |
1,036億円 |
合計 |
3,350億円 |
※歳出では、生活保護や児童手当の支給などの民生費が約30%を占めています。
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2 市の予算ができるまで
市の予算は、毎年4月1日から翌年3月31日までを会計年度として設定し、市長が調整(原案を作成)します。これを市議会で審議し、議決をして決定されます。従って市への要望で予算が伴うものは、夏頃までに提出する必要があります。予算は、以下のような経過で決定されます。

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■千葉市の人口推計結果について
千葉市では、今後の中長期的な市政運営の基本指標となる将来人口の推計結果を取りまとめ、平成21年6月下旬に発表しました。昨今、少子化が問題になっており、人口100万人を目指した千葉市でありますが、90万人を保つことが無理な時代が必ず来ると考えます。
少子化問題にどう取り組むべきでしょうか。減少しても良しとしますか、否としますか。これから10年間くらいの間に方針を決め、遅くとも20年後には施策を実施に移す必要があると考えます。
施策は3つあります。
@移民を受け入れる
A子どもの誕生に国を挙げて取り組む(晩婚から早婚へ)
B○○団地を元の原野に戻す
1.総人口(図1)
千葉市の総人口は、当面は増加を続け、平成27年には97万人に達しますが、これをピークとして、その後は減少に転じる見通しです。高齢化率が平成22年に20%、平成27年には25%に達するなど、少子・高齢化が加速する見通しです。

2.区別人口(図2)
中央区は、総人口が減少に転じる平成27年以降も増加を続けますが、その他の5区では、当面増加する区(稲毛区・緑区・美浜区)も含め、平成27年以降は減少に転じる見通しです。
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■生活保護、最多119万世帯
全国で生活保護を受けている世帯が過去最多の119万世帯を超え、千葉市での生活保護世帯数も毎年増加し続け、9781世帯(平成21年6月現在)と過去最多になっており、解決する施策が待たれます。
生活保護世帯が増加していることは残念です。我々は生活保護世帯が生まれない世の中にするために、努力しなければならないと考えます。 |
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■第6回市町村議会議員研修会に参加〜奈良県
5月19日〜20日に奈良県で開催された第6回市町村議会議員研修会に参加しました。
会場の奈良県新公会堂は、奈良東大寺大仏殿のある奈良公園内にあり、白いシャツ・黒いズボンの修学旅行生で溢れていました。
研修会の企画は自治体問題研究所。主催は(株)自治体研究社が行い、私たちは最も関心の高い「地方分権改革と道州制」について受講しました。講師は、関西大学商学部教授「鶴田廣巳」氏でした。
講義の内容は、
@道州制と地方自治
・地方分権改革、沿革と背景
・三位一体の改革とその評価
A道州制の歴史的意味
・究極の構造改革としての道州制
・道州制下の地方税、財政改革
千葉市は四街道市との合併が不調に終わり、平成の大合併には直接関係ありませんが、日本全国では、来年3月までに市町村の数が、3232から1760と半分近く減ります。議員数も6万1000人から3万5000人へと2万6000人以上減少することになります。
一方、地方分権推進法は平成7年に成立しており、これからの新しい国の形を考えますと、市町村合併と地方分権が進み、次は道州制の実施を考えなければならないと思います。様々な議論がこれからも続くと思われますが、私は積極的に進めるべきであると考えています。
国が既に省庁を再編成、大臣・事務次官の数を減らし、市町村の数を減少させたにもかかわらず、都道府県の数は全く変わっていないのはおかしいと考えています。 |
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■こてはし台調整池オープン式典
自然を体験できる憩いの水辺に…と、市が地域住民や千葉大と協働して整備を進めてきた、花見川区のこてはし台調整池が完成し、3月28日に生まれ変わった「こてはし台調整池」でオープン式典が行われた。 |
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千葉日報 H21年3月26日(木) 掲載記事
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■幕張町弁天町線(武石町〜瑞穂区間) 開通
幕張町弁天町線は、千葉都心と地域拠点を放射状に結ぶ道路網の1つとして、JR総武線と並行して花見川区幕張本郷から中央区弁天町に至る都市計画道路です。
今回、(主)千葉鎌ヶ谷松戸線と市道畑町96号線を接続する「武石町~瑞穂区間」が完成したので供用を開始します。なお、幕張町側430mを「土地区画整理事業」、橋を含む瑞穂側320mを「道路整備事業」として整備しました。 |
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H21年3月24日開通
武石町から瑞穂側を撮影(H21年撮影)
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【事業の概要】 |
《開通による効果》 |
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花見川区役所やJR幕張駅等の公共施設へのアクセスが向上します。
開通に伴い、JR幕張駅と花見川区役所を結ぶ新たなバスの運行も計画されています。 |
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周辺の道路における交通渋滞が緩和されます。 |
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地域交流の活性化が期待されます。 |
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電柱や電線がない道路設備により、地震時等における地域の防災機能が向上します。 |
《道路の延長と幅員》 |
延長750m |
幅員18m |
○道路事業 |
320m(うち橋梁部86m) |
○歩道5m×両側、車道3m×2車線 |
○土地区画整理事業 |
430m |
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■千葉市議会「平成21年度第1回定例議会、平成21年度予算を議決」
2月23日に開会された第1回定例議会は、3月18日に平成21年度予算、平成20年度補正予算、任期を向えた教育長、飯森幸弘氏の後任に志村修(元学校教育部長)を選任することに同意、議案等を執行部提案通りに議決し予定通りに閉会した。
今議会は例年3月議会と呼ばれ、新年度予算を審議決定するのが主目的の議会である。例年と違うのは、鶴岡市長が三選には出場しないとの公式発表があった為に鶴岡市政(任期7月9日)最後の予算編成となったことである。
決定された予算の詳細は、4月1日の市政だよりで報道されます。不明の点がありましたら、ご連絡ください。調査の上で連絡いたします。
尚、政府が決定した「定額給付金」。
千葉市の総額は給付金142億円。事務費5.58億円を含み147億円余です。
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■「ドイツ捕虜オーケストラの碑」の除幕式に出席
2008年11月11日(火)、東習志野4丁目児童遊園にて「ドイツ捕虜オーケストラの碑」の除幕式が行われました。かつて東習志野には、第一次世界大戦によって捕虜となったドイツ兵を収容した捕虜収容所がありました。
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収容所の捕虜たちがオーケストラを結成し、彼らが演奏するベートーヴェン・モーツァルトは、地元住民が耳にした初めての西洋音楽になったと言われています。「ドイツ捕虜オーケストラの碑」は、第一次世界大戦の終結90年を機に、西洋音楽との出会いと平和を祈って設置したものです。レンガ造りのモニュメントの両脇には、当時の捕虜たちが大事に育て、帰国する際に地元住民に託したと伝えられているツツジが植樹されました。このツツジは、「ドイツつつじ」と呼ばれ、現在も千葉市・習志野市内で大切に栽培されています。
「ドイツつつじ」との出会い
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オーケストラ碑の除幕式で
荒木勇市長(右端)と苗木を植える
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今から40年前の1968年に犢橋農協(現JA千葉みらい)に勤務していた時、自宅近くに住む知り合いの松戸得三郎さん(1894~1976)=花見川区内山町=宅へ肥料を届けた際に、生垣に見事なツツジが咲いているのを見つけました。
花は、濃厚な深紅で上品な雰囲気が漂っていて、その姿に一目惚れしました。得三郎さんにお願いして1本を譲っていただきました。得三郎さんは、1919年頃、旧陸軍に徴用され習志野演習場へ行った際、近くにあった捕虜収容所のドイツ兵から譲り受けたと言っていました。
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自宅で大切に育て、
身長近くにまで成長したドイツつつじ
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それから30年後の1998年、たまたま目にした新聞記事に、習志野市教育委員会がドイツ兵捕虜収容所の歴史調査を行っていて、資料収集を進めていることを知り、得三郎さんから譲り受けた際に聞いた話が、一瞬にして蘇りました。当時、得三郎さん宅にあったドイツつつじは、既に枯れてしまっていましたが、私が譲り受けたドイツつつじは自宅で元気に育って健在でした。
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私は、千葉市農政センター(若葉区野呂町)にドイツつつじの挿し木を依頼し、親木から花が咲いた後に出てきた新芽を切り取り、それを通気性・保水性の高い用土「鹿沼土」に挿し木すると、しばらく後に発根し、半年後に30本の子木になって戻ってきました。子木を習志野市に寄贈し、市では、市造園工事業協同組合にて大事に育ててきました。
今回の除幕式で、収容所でドイツ兵が育てていたドイツつつじが、90年ぶりにようやく習志野に里帰りしたことが大変嬉しく、これまで大事に育ててきたかいがあったと思っています。
「ドイツつつじ」苗木を譲ります。
【花の特徴】
・ 色は深紅 ・ 花びらは数多く重なっていて外側(大)・内側(小)
【連絡先】
松戸としお 花見川区宇那谷町332 FAX 047-250-3040 |
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毎日新聞
2008年12月11日朝刊 掲載
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■20年間続く「街かど花壇」
私が代表を務めるはばたき会では、20年ほど前から国道16号沿いの余剰地を国から借用し、花壇として管理しています。年3回、はばたき会のみなさまとお花を植える活動をしています。 |
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国道16号沿いの花壇
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■「市民農園国際会議」に参加 in ポーランド
2008年8月25日から9月3日にかけて、ポーランドのクラクフで開催されました「第35回市民農園国際会議」に参加してきました。
ポーランドは、人口3800万人中、農園利用者400万人、500ヶ所の農園がある。今回、ワルシャワ・クラクフ・ヘルシンキで農園を視察しました。
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ワルシャワの農園名「ラロヴュッツ」は、1927年から始まり面積19haで520区画。
もう1ヶ所の農園名「ラルリーフ」は、1981年に始まり面積23haで20haの大区画11、各戸区画659区画2500人が利用しています。クラクフで視察した農園は、1区画330u。 |
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ワルシャワの農園「ラロヴュッツ」
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ヘルシンキの農園名「アローニャ」は、面積18haで268区画。共に日本のように野菜中心ではなく、花や果物(リンゴ・ブドウ等)が中心で、各区画にハウスが建っていました。
利用権は高めの設定だが利用希望者は多く、なかなか空きが無い状態だそうです。
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ヘルシンキの農園「アローニャ」
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ポーランドのクラクフで開催されました「第35回市民農園国際会議」は、2007年3月に日本が市民農園国際連盟への準会員加盟が達成されてから最初の会議でした。
今回のテーマは『The future of allotment garden in Europe』(ヨーロッパの市民農園の未来)。クラクフはポーランドの南部にある都市で、市内には3,500以上もの文化遺産がちりばめられ、代表的なものにバベル城や中央市場広場などがあります。また、京都と姉妹都市になっており、世界遺産アウシュビッツ強制収容所は、クラクフから車で1時間くらいの場所にあります。
今回は、ヨーロッパの市民農園連合の代表(ベルギー・デンマーク・ドイツ・イギリス・フィンランド・フランス・オランダ・ルクセンブルグ・ノルウェー・オーストリア・ポーランド・スウェーデン・スイス・スロバキア・チェコ)が集まり開催されました。
ヨーロッパで市民農園を示す言語は、下記の通りです。
イギリス:アロットメントガーデン
ドイツ:クラインガルテン
フランス:ジャルディンファミリアール
オランダ:フォルクシュテイナ
スウェーデン:コロニートレゴード
会議の参加者は、100年以上前から家族・地域コミュニティ・環境にとって大きな意義のある存在であった市民農園をさらに発展させることが必要であるという認識をもっていました。
会議では、市民農園を将来世代に残して発展させる為には、国が政策で支援していくことが必要になること。市民農園の考え方やメリットをインターネット・出版物・テレビ等で広く知らせることにより、家族・地域コミュニティ・環境にいかに貢献しているかを伝えていく必要があること。など、映像を使って説明していただきました。この会議では、英語・ドイツ語・フランス語・ポーランド語・スロバキア語の同時通訳が用意されていました。
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第35回市民農園国際会議の入口
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会議中の様子
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会議会場内にて
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今回の視察では、世界遺産のアウシュビッツ強制収容所も見学する機会がありました。
収容所の場所は、もともとポーランド軍の基地であったが、第二次世界大戦時にナチス・ドイツがポーランドを占領し、この場所に最大規模の強制収容所を建設しました。150万人の尊い命が奪われた同収容所跡は、広島の原爆ドームと同様に「人類が二度と繰り返してはならない20世紀の負の遺産」として、ユネスコ世界遺産に登録され、ポーランド政府が国立博物館として保存しています。}
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アウシュビッツ強制収容所
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このようにポーランドを含めヨーロッパの市民農園は、1900年代初頭から、第一次・第二次世界大戦・ソ連革命・思想変化等があったにもかかわらず約100年間、変わらず続いている。その要因の一つとして、「ガーデニングを楽しむことは人生そのもの」という考えがあるのではないだろうか。と今回の視察を通して感じ取りました。 |
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■「世界遺産」視察に参加 in 韓国・済州島
〜済州火山島と溶岩洞窟〜 7月11日から14日にかけて、韓国の済州島にあるユネスコの世界自然遺産に登録された「済州火山島と溶岩洞窟」を視察しました。
大韓民国民団千葉県本部の呼びかけもあり、また、私が千葉市議会日韓親善議員連盟の会長を務めていることと、市内の世界的に最大規模の貝塚といわれる「加曽利貝塚」を含む近隣の貝塚や縄文住居跡群一帯を整備して、世界遺産登録につなげることができないかとの声があることを踏まえ、市議3名とともに、今回の視察に参加することにいたしました。
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城山日出峰は海に突き出た噴火口跡
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済州島は、韓国の最南端(緯度は福岡県とほぼ同じ)に位置する火山島です。大きさは佐渡島の約2倍で、島の中央にそびえる韓国最高峰の標高1,950mの漢拏山(ハンラサン)が3つの気候帯をつくり、豊かな自然環境が育まれています。
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世界自然遺産には、漢拏山国立公園、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)、拒文岳(コムンオルム)溶岩洞窟の主要3地域が登録されており、それぞれを見学しました。なかでも印象に残ったのは城山日出峰で、海岸絶壁の高さ150mをなす直径600mほどの噴火口跡が、王冠のように海上に浮かぶ美しい姿を、ボートに乗り海上から眺めました。
また、折よく済州道知事と対談することができましたが、2007年に世界遺産に登録されるまで申請から6年の歳月を費やしたそうです。登録に際しては島人口の約3倍にあたる150万人の署名を集めたとのこと。観光客数は登録前の16倍になったといい、日本からの観光客は18倍ともいいます。
また知事との対談後の世界自然遺産管理本部本部長のお話では、登録後、住民の環境に対する関心が非常に高まり、さらに一歩進んだ自然保護などの条令を整備していくとのことでした。 |
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済州道知事(右から4人目)との対談
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漢拏山国立公園の登山道入口にて
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千葉市には加曽利貝塚をはじめ多数の国指定史跡の貝塚があり、世界的にも価値のある貝塚密集地帯です。現在、加曽利貝塚一帯は公園として整備され、園内では市立博物館や復元縄文住居、土器、貝層断面などを見ることができ、縄文の暮らしを知る貴重な場となっています。また地元の有志の努力により、開発による破壊から守られてきた歴史もあります。
世界遺産は、開発から守り人類共通の財産として後世に遺していくためのものであり、結果として地域振興につなげていくためにも、地域住民と研究者と行政が三者一体となって協力していく必要があると考えました。 ぜひ、みなさまも加曽利貝塚公園に足を運んで、地域の財産を見直してみてください。
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加曽利貝塚公園(若葉区桜木8丁目)
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■「千葉市こてはし台公民館運営懇談会委員」に委嘱される。
平成20年6月27日に開催された委員会で前期に引き続き、「千葉市こてはし台公民館運営懇談会委員」を委嘱された。委嘱は千葉市教育長名義である。
こてはし台公民館は、昭和55年に開館したので今年で29年目になり、館長は今年で15代になる。私は、今期2年務めると31年間委員を務めることになる。委員は現在9名であるが開館以来の委員は、私1人になってしまった。健康であるからこそ務めることが出来き、ありがたいことであると思っている。
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■「花見川の橋梁について
今年の夏は集中豪雨が多く、全国各地で河川が氾濫いたしました。また、橋の劣化についても報道番組で特集されておりましたので、市内の橋は安全だろうかと、多くのみなさまが心配になったと思います。
特に花見川区はその名の通り、区の中心部を一級河川である花見川が流れ、古くは昭和29年架橋の花島橋をはじめ、多くの橋が架かっています。橋の劣化について橋を管理している千葉市土木部に確認したところ、平成14年より順次、耐震調査・補強工事を進めているとのことでした。6月20日現在、左表の通り、橋の補修と耐震補強などを進めていますので、ご安心ください。
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●花見川に架かる橋梁の点検状況
橋梁名 |
完成年 |
最終橋梁点検 |
補修状況と内容 |
花島橋 |
昭和29年 |
平成14年 |
主桁補修 耐震補強
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柏井橋 |
昭和30年 |
平成19年 |
橋脚補修(平成20年) |
汐留橋 |
昭和34年 |
平成19年 |
高欄・舗装補修(平成20年) |
亥鼻橋 |
昭和38年 |
平成19年 |
塗替塗装 耐震補強 床版補修他(平成20年) |
幕張橋 |
昭和39年 |
平成19年 |
高欄補修 耐震補強 |
新花見川橋 |
昭和40年 |
平成14年 |
耐震補強 塗装・高欄補修 |
浪花橋 |
昭和42年 |
平成14年 |
耐震補強 高欄補修 |
亥鼻橋側道橋 |
昭和51年 |
平成14年 |
耐震補強 |
花島橋側道橋 |
昭和63年 |
平成14年 |
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弁天橋 |
平成5年 |
平成15年 |
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花見川大橋 |
平成10年 |
未実施 |
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天戸大橋 |
平成16年 |
未実施 |
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瑞穂橋 |
平成18年 |
未実施 |
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(資料:平成20年6月20日現在 千葉市土木部維持管理課)
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■勝田川改修事業について
勝田川は千葉市小深町から、八千代市境を流下し、横戸町地先で印旛放水路に合流する流域面積20・24キロの一級河川です。
この勝田川の流路変更河道築造工事が本年より行われることが決まり、いよいよ花見川と勝田川が滑らかに接続されることになりました。工事完了予定日は平成21年3月末になります。
現在、勝田川と花見川の接続はおよそ3mの高低差があり、勝田川の水が滝のように垂直に落ちているので、さすがのコイも滝登りというわけにいかず、勝田川に上れない状況になっております。今回の工事で滑らかな河道になりますので、花見川の魚は自由に出入りできるようになります。例年、4月末5月初めにみられるコイの産卵が、接続点付近で行われる可能性が高く、長年親しんでいる川なので非常に楽しみにしています。
勝田川の水もきれいになりつつあるので、花見川のコイをはじめとする様々な魚が上がってきて、新しい生命が誕生することでしょう。 |
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勝田川(手前)と花見川が合流する付近
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■「地方財政健全化」研修に参加(名古屋市)
5月20日に名古屋市で開催された研修に参加いたしました。講座名は「地方議員の為のバランスシート・行政コスト計算書の読み方と活用、地方財政健全化法の理解」です。通常、自治体の会計は現金主義であり、民間企業会計のように発生主義を取っておりません。例えば、近年急激に増加している職員退職金については、積立金が無いために起債(借入金)で対応しているのが実態であり、民間企業では考えられないことです。
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研修に参加した方々と
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各自治体では、総務省の指導もあり、バランスシート(貸借対照表)と行政コスト計算書が作成されるようになりました。さらに自治体の事業は、一般会計、特別会計、企業会計(外郭団体)と多く、一般会計だけを見ても全体像はつかめない状況です。近年では外郭団体を含めた連結決算を求められるようになっており、特に夕張市の財政破綻を機に、自治体が責任を負うべきすべての事業について、連結決算をすることで、その実態を明確にするようになってきています。
研修では平成18年度浜松市の財政諸表を使用しました。自治体がバランスシートを導入し、外郭団体を含めた連結決算を取り入れることで、自治体が責任を負うべき債務が一目でわかるようになり、事業費の見直しや、整理統合が進むと思われます。千葉市としても今後取り組んでいくべき課題であると認識いたしました。
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■九州市政視察に参加「福岡市・宮崎市の事例」
例年数回実施している国内視察研修の今年第1回目は、5月8日10日に九州福岡市と宮崎市を訪問しました。
福岡市では、(1)新たな教育改革指針について、(2)専科教員モデル配置について、(3)特別支援教育支援員配置について、以上三つの主題について説明を受けました。また、あらかじめ提出していた質問事項については、福岡市教育委員会の方々から説明を受けました。
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宮崎市庁舎前にて視察団一同と
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宮崎市の視察では(1)宮崎科学技術館訪問視察、(2)地域コミュニティ税について、(3)協働のまちづくりについて、(4)宮崎市民プラザ訪問視察、以上4つの項目の視察・研修を行いました。科学技術館と市民プラザは施設を訪問し、担当職員に施設の内容について説明を受けました。また、地域コミュニティ税と協働まちづくりについても説明を受けました。宮崎市の地域コミュニティ税とは、年額市民1人当り500円を、地域の防犯防災、福祉等の活動のために役立てる税金です。例えば、防災マップ制作や子どもの遊び場作りなどが考えられています。地域の活性化の方法のひとつとして、今後じっくり検討していきたいと思います。
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■蘇我スポーツ公園 多目的広場オープンの式典に出席
千葉市蘇我スポーツ公園内の多目的広場が完成し、オープンにさきがけ、3月31日に式典が開催されました。
すでに「フクダ電子アリーナ」がJリーグチームのホームスタジアムとして使用され周囲は活気づいていますが、今回完成した多目的広場も「フクダ電子スクエア」と命名され、人工芝の2面のサッカーコートは、アリーナとともにスポーツ振興、健康増進に大きな役割を果たすと期待されます。
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蘇我スポーツ公園完成予想図
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スポーツ公園全体は、平成23年度の完成をめざして、さらに20面のテニスコートや陸上競技場、広大な円形広場、フットサルコート、グラウンドゴルフ場などが計画され、市内最大の総合運動公園として着々と工事が進められています。また、防災公園としても計画され、大規模災害発生時の現地対策本部や避難場所、物資備蓄などの機能も備えています。
まさに市民の「健康と安全」を守る拠点となる「千葉市蘇我スポーツ公園」の全面完成をぜひご期待ください。 |
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多目的広場にて
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