プロボクシングWBC世界フライ級前王者・内藤大助選手(宮田ジム)は29日、東京都葛飾区のタカラトミー本社で記者会見を開くことを決め、進退を明言する。
内藤選手は昨年11月、亀田興毅選手(亀田ジム)と6度目の同タイトル防衛戦に臨んだが、0―3の判定で敗れ王座から陥落した。以後、進退を明らかにしていない。
王座は失ったものの内藤選手側は興行権(オプション)を保持。関係者によると、亀田選手は暫定王者のポンサクレック・ウオンジョンカム選手(タイ)との王座統一戦が課せられており、内藤選手が現役を続行し、亀田選手が勝った場合は再戦の可能性も残されている。会見での発言が注目される。
室蘭民報の取材に内藤選手は「考えはまとまっている。会見の場で明らかにしたい」と話した。
(粟島暁浩)
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