 |
2010年1月29日(金) 19:15 |
|
|
 |
成本元市議に懲役2年を求刑
農地を宅地に転用する際の許可をめぐり、賄賂の受け渡しをしたとして贈収賄の罪に問われている元岡山市議会議員と不動産会社社長の初公判が開かれ、2人は起訴内容を認めました。
贈収賄の罪に問われているのは、元岡山市議会議員の成本俊一被告と、不動産会社社長の小野勇治被告の2人です。 起訴状などによりますと、2006年から2007年にかけて、岡山市の農業委員会で農地転用の許可を出す立場にあった成本被告が、小野被告の会社からの転用申請について便宜をはかり、謝礼金として200万円を受け取ったとされているものです。 岡山地裁で開かれた初公判で、2人は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めました。 裁判は、最後に検察が成本被告に懲役2年、小野被告に懲役1年6ヵ月を求刑し、結審しました。 判決は来月19日に言い渡されます。
|
|