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JR大阪駅:国内初 ホーム覆うドーム

開発が進むJR大阪駅。左は上棟式が行われた駅北側のビル=大阪市北区で2010年1月28日午前10時22分、本社ヘリから大西岳彦撮影
開発が進むJR大阪駅。左は上棟式が行われた駅北側のビル=大阪市北区で2010年1月28日午前10時22分、本社ヘリから大西岳彦撮影

 11年春に全面開業するJR大阪駅開発プロジェクトの上棟式が28日、同駅であった。国内の駅で初めてとなる全天候型ドーム屋根がホームを覆い、北側の新築ビルに百貨店「JR大阪三越伊勢丹」やオフィスなどが入る。

 JR西日本グループの総事業費は約2100億円。これまでに駅の改良部分は6割、駅北側のビルは4割程度の工事を終えた。

 ドーム屋根は、駅北側のビル12階(高さ50メートル)から、増床中の南側ビル(現アクティ大阪)に向かって25メートル下降する形。ホーム上で南北のビルを結ぶ連絡通路には、ガラス越しに自然光が差し込む。通路上で屋根の一部を建設し、夜間に東西に移動させる作業を進めている。

 28日の上棟式は大阪市の平松邦夫市長や関西経済連合会の下妻博会長ら約130人が出席。同社の佐々木隆之社長が「大阪駅周辺の開発を促し、大阪や関西の活性化につながることを期待する」とあいさつした。【久木田照子】

毎日新聞 2010年1月28日 14時54分(最終更新 1月28日 14時57分)

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