ノムさん「楽天クビ」の裏を暴露！サッチーの制止にぶち切れ

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サプライズゲストにはＥＸＩＬＥも登場した野村氏のパーティー。沙知代夫人は寄り添ってボヤキを止めたが…

　楽天・野村克也前監督（７４）の通算１５００勝突破、楽天名誉監督就任を祝うパーティーが２８日、東京・帝国ホテルで開かれ、中曽根元首相、ソフトバンク・王貞治球団会長、巨人・原監督ら約８００人が出席した。

　渡米中という楽天・三木谷球団会長、島田オーナー兼球団社長に代わって挨拶に立った井上オーナー代行は、「野村さんには名誉監督をお願いしていますので、これからは温かい言葉で励ましてくださるのではないかと思います。楽天グループ全体のイメージアップもしてくれると期待しています」と強調していたが、甘かった（？）。

　ノムさんはパーティー中も壇上から「１つだけ納得いかないことがありまして…去年クビになりました。すいません、言っちゃダメだと言われていましたが、ついつい正直なもので」とひとくさり。

　終了後の記者会見でも、改めて解任を通告された日を振り返って、「島田オーナーと米田球団代表が監督室に来て『今年で終わり』と。私が『万が一優勝しても、続投はないのか』と聞くと、そこだけは力強く『それは絶対ありません』と…」と始まったから、側にいた沙知代夫人（７７）が聞くに堪えないとばかりに、「もういいの！　終わったことは。前向きにいきましょう」とさえぎった。

　するとノムさんは「いいんだよ、おまえは黙って聞いてろ！　しゃべると気が休まるんだから」と、なんと「この世で一番こわい」と恐れているサッチーに対してぶち切れ。その瞬間、華やかな場にそぐわぬ不穏なムードに。なおもノムさんは「途中でじゃまされたから、しゃべれません」とプリプリしていた。

　楽天とは３年総額３億円で名誉監督就任が内定してはいるが、球団関係者によると「就任は承諾していただいているが、正式な契約書を現在作成中」とのことでサインをしたわけではない。

　現時点で久米島キャンプへの招請もなく、講演の予定なども入っているため、このままではキャンプに姿を見せずに終わりそう。名誉監督の職域についてもノムさんは「三木谷会長から『若手の育成』といわれたが、ブラウン監督もいるし、育成部門もある」とクビをひねるばかりだ。

　３億円は単なる口止め料ならぬボヤキ止め料なのか？　まだまだノムさんから目も耳も離せない。（宮脇広久）