2010年1月29日 19時11分更新
農業に意欲的に取り組む個人や団体に贈られる日本農業賞の今年度の特別賞に、倉敷市で桃農家を営む難波定樹さん・節子さん夫妻が選ばれました。
日本農業賞は、農業の経営や技術の改善に意欲的に取り組む農家や団体を表彰して農業への理解を深めてもらおうとJA全国中央会やNHKなどが毎年、行っているものです。
このうち、「個別経営の部」では「清水白桃」や「白麗」などの桃を栽培している倉敷市玉島八島の難波定樹さん・節子さん夫妻が特別賞に選ばれました。
難波さんは、岡山県有数の桃農家として環境に配慮した農業を進めてきたことや、新しく農業に就く人たちに栽培技術を教えるなど、桃の栽培の発展に貢献してきたことが評価されました。
難波定樹さんは受賞について「家族の協力があっていただいた賞で、家族みんなで喜んでいます。最近は景気の低迷で桃の販売が厳しいですが、これからも質の良い桃を出荷して消費者に喜んでもらいたい」と話しています。