2010年1月29日 19時11分更新
岡山県鏡野町では30日の「氷紋まつり」に向けて、まつりのシンボルになる大型の雪像づくりが急ピッチで進められています。
「氷紋まつり」は、鏡野町上斎原にある恩原高原スキー場で開かれ雪像コンテストや雪合戦をはじめ人が乗ったタライで行うカーリング大会、さらに夜には5000発あまりの花火の打ち上げなどさまざまなイベントが行われます。
まつりのシンボルになることしの雪像は冬のオリンピックが開かれるのにちなんでギリシャのパルテノン神殿と聖火台をかたどったもので、連日、町の職員や地元の人たちが雪像づくりに取り組んできました。
ことしは、雪不足ということで、スキー場の周辺からトラック100台分およそ1000トンの雪を集め、高さが7メートル、横幅15メートルの雪像をつくり上げました。
29日の仕上げ作業には大型の建設機械なども使われ、参加した人たちもシャベルで雪を削ったり手で雪を固めたりして雪像の形を整えていました。
まつりを主催する鏡野町観光産業課の田後善史さんは「ことしは、会場にペンギンがやってきて一緒に写真を撮ったりできます。当日は、ソリ大会や雪合戦など見ても参加しても楽しめるイベントがたくさん用意されているのでぜひおいでください」と呼びかけていました。