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【芸能・社会】道頓堀川に広告をどうぞ 大阪市が社会実験2010年1月29日 21時37分
大阪市は29日、市中心部を流れる道頓堀川沿いの遊歩道に企業広告を掲示する社会実験を3〜5月に実施すると発表した。 川辺のにぎわい創出と広告料収入確保を狙った“一石二鳥”の取り組みで、市は「規制の厳しい河川敷で、収益目的の広告事業は全国初」としている。結果を踏まえ、本格実施も検討する。 市によると、対象は1日10万人が通行する戎橋の東側、太左衛門橋までの両岸にある約170メートルの区間。遊歩道の路面や転落防止柵、建物沿いの目隠しパネルなどを広告スペースにできる。 掲示期間は1カ月。片岸または両岸を一括で入札を実施し、3カ月の実験期間中、毎月1社だけを選定する。最低入札価格は片岸60万円、両岸120万円。 通常、河川敷は治水や利水などに利用目的が限定されているが、市は2004年に国の特例措置を受け、道頓堀川沿いで地域の祭事や音楽祭なども実施してきた。 (共同)
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