米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は4日、中国で同日未明、厳しいことで知られるインターネット検閲が数時間にわたってダウンする「事件」があったと報じた。この間、ユーザーは動画共有サイト「ユーチューブ」や会員制交流サイト(SNS)「フェースブック」など、禁止サイトへのアクセスが可能となり、つかの間の自由を享受した。
同紙によると、検閲がダウンしたのは午前0時〜3時半ごろとみられる。原因は不明だが、ネットワークを運営する中国聯通(チャイナ・ユニコム)によるメンテナンス作業や、中国北部を襲った大雪が関係しているとうわさされている。(時事)