歌手・後藤真希（２４）の母で、２３日に自宅３階から転落し亡くなった後藤時子さん（享年５５）の葬儀・告別式が２８日、都内でしめやかに営まれ、つんく♂（４１）やモーニング娘。時代の仲間である矢口真里（２７）、高橋愛（２３）ら約２００人が参列した。気丈に対応していた後藤だったが、出棺の際に霊きゅう車の中でこらえきれずに涙。葬儀後、関係者を通じて「たくさんの方々と一緒に見送ることができ、私も、やっと、少し落ち着けるような気がします」とコメントした。
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霊きゅう車に乗った瞬間、うつむき、ふっと一息つくと、こらえきれずに涙がほおを伝った。
後藤は、前夜の通夜よりも幾分落ち着いた様子で斎場入り。喪主を務めた長女とともに参列者にお辞儀をするなど、悲しみをこらえ、最後まで気丈に振るまった。通夜の席でモー娘。時代の仲間が後藤の人柄を「強がりで絶対に弱さを見せない」と話した通り、号泣する２人の姉と並び、霊きゅう車にひつぎが納められる様子も、目を真っ赤にしながらも涙をのみ込み見送った。だが、最愛の母を乗せ火葬場に向かう最後の瞬間、時子さんへのあふれる感情は涙となってこぼれ落ちた。
告別式後には、所属事務所を通じて母の悲報後、初めてコメントを発表。「今日、たくさんの方々と一緒に母を見送ることができ、私もやっと、少し落ち着けるような気がします。にぎやかな場がとても大好きだった母のことだから、きっと喜んでいると思います」。
今後の仕事再開については、後藤が落ち着くのを待って決める。２月８日に出演を予定していたライブも未定という。
後藤とともに時子さんを見送った参列者は、“芸能界の育ての親”であるつんく♂や、モー娘。時代の仲間である藤本美貴（２４）や小川麻琴（２２）、現メンバーの新垣里沙（２１）ら約２００人。小川も藤本も、顔をくしゃくしゃにして時子さんの出棺を見送った。