内藤“生き様”見せたい「こんなおっさんでも…」
視聴率43・1%を叩き出すなど国民の多くが注目した世紀の亀田興毅戦から2カ月。進退の行方が注目されていたプロボクシングWBC世界フライ級前王者の内藤大助(35=宮田ジム)が出した結論は「現役続行」だった。
迷い抜いた末の決断だった。「昨日、おとといくらいに決心した」という内藤。進退を明らかにしなかった時期に、後輩のコーチ役として階段ダッシュに付き添った時に感じた感覚が忘れられない。
「(一緒に後輩と)やったもんね〜」。頂点に上るまであれだけ苦しい日々を過ごしてきたのに、中途半端な気持ちでやめられるのか。そう思うと答えは出た。「悔しい。亀田興毅ともう一度戦いたい」。
「こんなおっさんでも…ボクサーとしてはピーク過ぎてるかもしれないけど、ファンの人には(自分が)頑張ってるところを見てほしい。ここまでできるんだぞっというのを見せたいんだよね。色んな人に対して勇気を与えたい」。自らの“生き様”をファンや同世代の人が見ることによって、何かを感じてほしいという思いも強い。本格的なトレーニング開始時期について「やると決めた以上、用事がない以上はすぐにでもやりたい」とすぐにでも始動する意欲を示した。
【内藤大助 現役続行を表明】
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