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2010年1月28日(木) 19:20 |
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AMDAハイチ被災地での活動報告
今月12日に南米のハイチを襲った大地震は、これまでに死者が11万人以上、負傷者19万人以上と言われています。 現地で医療支援活動を行っている国際ボランティア団体AMDAの菅波茂代表が帰国し、現地の様子を報告しました。
AMDAの菅波代表は、今月21日から25日までハイチの隣国のドミニカに滞在し、被災地の医療ニーズの把握や情報収集にあたりました。 菅波代表によりますと、現地では、がれきの下敷きになり足の切断を余儀なくされた被災者が多く、義足の確保やリハビリなどが今後の課題になると話しました。 また、ハイチでは政府の機能が麻痺しており治安を保てない恐れがあることから、スタッフらは、国連の保護を受けながら医療活動を続けているということです。 現地では、水が不足するなど衛生状態が悪く、感染症も懸念されています。 AMDAスタッフは、ひとまず来月いっぱい滞在し、被災者の診療などにあたりますが、必要であればさらに長く滞在することもありうるということです。
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