岡山放送局

2010年1月28日 18時48分更新

高校生があし刈りを体験


水辺に生えるあしを燃料などに加工して利用している津山市の高校生たちが岡山市の児島湖周辺に生えたあしの刈り取り体験をしました。

あしは水辺に生えて高さ3メートルほどまで育ち、チッ素やリンなど水質の汚れにつながる栄養素を吸収する植物で、児島湖には、およそ15万平方メートルにわたって生えています。

岡山県は毎年、児島湖の水質保全の為にあしの成長した部分を刈り取っていて、28日はあしをバイオマス燃料などにして地元の小学校などに配布している津山市の津山工業高校の1年生、およそ40人が集まり、作業を体験しました。

あしが生えている湖畔まで歩いた生徒たちはかまを片手にあしの根元を元気よく刈っていきました。そして刈ったあしを束にして軽トラック1台に積んで高校に持ち帰っていきました。

参加した男子生徒は「思ったより大きく硬くてびっくりしたけど、切っていくうちに楽しくなっていきました。CO2の削減につながると思うといいことだと思います」と話していました。