◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
文字サイズ100%
プロボクシングWBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(29)=真正=が、4月の次戦は同級11度目の防衛戦を行うことになった。2年連続4度目のプロ最優秀選手に選ばれ、27日に都内で行われた日本ボクシングコミッション(JBC)の09年度年間表彰式で明言。減量苦から2階級上のフェザー級転向も模索していたが、長いボクサー人生を見据えて決断。体脂肪を5%に減らす新たな調整法でV11に挑む。
悩み抜いた末の結論を厳しい表情で明かした。「バンタム級でやります。責任は全部、自分が負います」。表彰式後、長谷川は次戦に関する質問を受ける前に自ら発表。昨年12月18日のV10達成後、防衛記録更新か2階級制覇かで揺れに揺れ、最終的に「自分が納得いく形」を選択した。
53・5キロ以下のバンタム級世界戦だとふだんの12キロ以上を落とす減量苦から、階級転向を熱望。2階級上のWBC世界フェザー級(57・1キロ以下)王座の挑戦者決定戦の交渉も進んでいたが、次戦での折り合いはつかなかった。「まだベストな状態ではできていない。最高のパフォーマンスをもう一度バンタム級で見せたい」と、減量法を見直して防衛戦へ臨む考えを示した。
2年連続でMVPとKO賞をダブル受賞。その自信に裏付けされた決断だろう。「(現役は)35歳までと考えているんでね。1年踏ん張ってもマイナスじゃない」。“引退時期”にも触れ、かねてから究極の理想としてきた「V14→フェザー級」の道筋を選んだ。もちろんチャンスがあればV11後の転向もありえるが「通過点でV14が見えたらいい」と、具志堅用高氏の持つ防衛記録更新へも意欲を口にした。
肉体改造も行う。計量時の体脂肪は7~8%だが「5%まで下げられる」と減量の“余地”を強調。泰子夫人(30)の協力で早めの節制も宣言した。この1か月は朝と夜で考えが変わるほど迷いに迷い、発言ごとに周囲から批判の声も届いた。「負けて叩かれるのは自分。覚悟の上です」。最強伝説へ、国内NO1チャンプが大きな舵(かじ)を切った。
(2010年1月28日06時01分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)