歴史や英語、国語など、かつての教科書や参考書が復刊され、大人たちに人気だという。一般教養として学び直せるのが魅力。あのころは読む気もしなかったのに、今ごろ価値に気づくなんて。
ページをめくれば、よみがえる青春の日々。読者の多くは会社で中間管理職などつらい立場の四、五十代。「人生の原点に戻れる、という癒やし効果も」と新聞記事の中で学者が分析している。
とはいえ、今の世の中、教科書通りとはいかない問題のまあ、多いこと。普天間問題しかり、不況問題しかり。だから、学校では優秀だったエリート官僚頼みの日本政治が行き詰まったのかな。
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