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省エネリフォームで補助金を貰おう

今日は午後から省エネリフォーム改修補助金活用セミナーを受けて来ました。

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環境省と国交省が既存住宅の断熱化を伴う改修工事に対して補助金を付けるという制度があります。

このような補助金は、あまり宣伝されませんので我々業界のものでも知らないケースが多々あります。

今回の補助金も既にスタートしており、かなり高額の補助がもらえるものです。もちろん施主様に支給されます。

 

一体どれくらいの金額が貰えるかと言いますと・・・

 対象工事の3分の1が補助されます。上限が環境省の事業で40万円。国交省の事業は150万円程度です。平成22年度の予算も70億円ほど組まれているようですので申込をすれば、かなりの確率で交付されると思います。

 

但し、審査の基準は細かくあります。

 

 

交付の条件は以下のようなものです。

1、建物の躯体の省エネ改修を行い、エネルギー消費量を10%以上削減すること・・・つまり、窓を全て2重にしたり、 断熱力のある複層ガラスに変えたりということです。

 

2、ヒートポンプ式の給湯器等の設置

 

3、ペレットストーブの設置

 

4、壁・床・天井の断熱工事など・・・

 

以上のような工事を複合させて、既設の住宅を省エネ化し、家庭から排出されるCO2を削減することが目的です。CO2の排出が増えている要因として、家庭と運輸があります。一般家庭で増加している理由は次の通りです。

1位:エアコン(各室に設置する為) 2位:カラーテレビ(大型化しているため)  3位:冷蔵庫(大型化) 4位:石油ストーブ(年々減少している) 5位:暖房洗浄便座(普及率が高くなっている為) 6位:パソコン(つけっぱなし) 7位:DVDプレーヤー(ここ数年に普及した為)

 

 

一家庭で出来ることは小さいですが、日本中の世帯が協力すれば莫大な数値になります。国はここに目をつけているのです。折角税金を利用して作った財源ですから、遠慮せずに思い切って使いましょう。

 

細かい申請方法、内容には制限がありますので当社営業スタッフにお問い合わせいただければ親切丁寧に相談させていただきます。

 

 

ちょうど本日から当社では「秋のリフォーム相談会」を開催しております。23日まで。 お気軽にご相談ください。

木曽ひばが入荷しました

本日、長野県木曽上松より『木曽ひば』が入荷いたしました。

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大型トラック2台 4メートル×5寸角で約250本あります。

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この木曽ひばは土台として使用するために木曽上松ののむら木材さんに挽いて頂きました。

 

製材時に発生する端材も全て活用する為に取って頂きました。地板や壁材として利用します。

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更に木材外部の端材も防虫や消臭に使えるようにチップ等に再加工していく予定です。

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“ひば”という木は日本にしかない品種で大変貴重です。北国の厳しい風雪に耐えゆっくりと年月を重ね育つ木ですから、樹齢200年~250年位のものが多いと言われています。

 

今回入荷したひばも大変木目が詰んでいて素晴らしい材です。

 

ひばは他の木にくらべ驚くほど腐りにくく、百年程度伐採して山に放置しても、心材は腐らず、その上、良い香りを漂わせる程です。したがって、住宅の土台などには最上の素材といえます。 その理由がひばに含まれるヒノキチオールの効果なのです。ヒノキチオールは他の樹木にはほとんど含まれていません。

 

この油を使って様々な商品が開発されていることは有名です。

当社でも“ひば油”を使った石鹸、シャンプー、入浴剤、消臭剤、木工品を取り揃えておりますのでお買い求めください。

 

その昔、「ひば」は幕府によって管理された山で大切に育てられた日本が誇る木です。その材を住宅に使うことは大変贅沢なことかも知れません。 私達は正規のルートでその貴重な材を入荷して、但馬の気候風土を考えた住まいづくりに取り組んでいます。

これから住宅を建築されるお客様に私たちの基本方針をお伝えしたい気持ちでいっぱいです。

当社の敷地には、その全てをご体感して頂けるように「納得の住まいづくり工房」として皆様に開放しております。

 

ご見学はこちらまでご一報ください。

 

 

高知の杉を見てきました

昨日は、高知県まで杉の良材を仕入れに行って来ました。

 

高知県は土佐杉に代表される杉の産地です。

 

徳島~香川~愛媛を経由しましたが、高知に入ると山が変わりました。標高も一気に高くなり、杉の植林が目立ちはじめました。

 

最初に向かうは、嶺北林材協同組合。高知県の嶺北地方(北部:愛媛との県境)にあります。

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杉の原木丸太がたくさんつまれており、この中から柱や間柱、下地材に加工しています。

 

 

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レーザーを駆使した最先端のカットソーで丸太が見る見るうちに柱に加工されていきます。

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加工された杉の材がたくさんストックしてありました。供給体制は万全のようです。

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続いて向かうは、嶺北から愛媛、宇和島方面へ坂本龍馬脱藩の道を通って2時間ほどの梼原町(ゆすはら)。

この梼原町は標高460mくらいの標高にある山に囲まれた町です。標高が高く、眼下に雲海が見えるところから「雲の上の町」とキャッチフレーズがついている町です。

 

そこにある梼原町森林組合 森林価値創造工場にお伺いしました。

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ここでは、高知の杉を梁や桁に加工しています。

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また、注文によって様々なサイズの部位に加工して下さる細かな対応が人気の製材工場です。

 

名前にある「森林価値創造工場」とは、裏山で伐採した杉を集積し、その場で皮むき~製材~加工~乾燥~出荷までをサイクルとして出来る仕組みの事。 P9090298.JPG

 

ここではお施主様が山へ入り、自宅に使う杉の木を伐採するイベントも積極的に行なっているとのことです。近畿地方からもお見えになる・・・とのことでした。

是非当社もやって見たいと思いました。

 

乾燥機も完備され、商品化されておりました。

 

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この杉を化粧材にして、ミキホームの家づくりに導入出来る日も近いことでしょう。

 

案内していただきました嶺北林材協同組合の坂本様、石田様、梼原町森林組合の西村様、サイトウランバーの斉藤様、お世話になりました。ありがとうございます。

 

総移動距離、実に890kmなり。お疲れ様でした 77.gif

美しい木目との出会い

写真は松(男松)を1寸厚ほどに製材したものです。

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注目いただきたいのはその木目。赤みが綺麗に浮き出ています。


この木目、何かの形に見えませんか?


そう!龍の頭です。

そう言われれば・・・という感じですか?a08.gif

木材に詳しい方に聞いたところ、このような木目を「昇龍杢」と呼ぶそうです。たしかに龍が天に昇っていく様に似ています。これは縁起が良い!!!


この木目の写真を当社の会社案内の表紙に使いました。

木にこだわった会社としてのイメージ作りが出来ればと想い採用したものです。

一本の松から複数枚製材できていますので様々な使い方が出来ます。住宅の壁などに使えればと思っています。オリジナリティーの高い住宅をご希望の皆様には、このような板材を使っってポイントを造ってみてはいかがでしょうか。

この世に一つしかない邸が完成することでしょう。

明日は木材を探しに高知県まで行ってきます。またご報告いたします。

いい家が完成しました

このたびいい家が完成しました。

 

名付けて「鯉の里に佇む大黒柱のある家」です。

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和風の外観テイスト、内部はもちろん自然素材でいっぱいです。

空気が綺麗で癒される室内では、子どもたちは素足で駆け回り、寝転がり、頬ずりします。

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〈床材:サントリーウィスキーオーク 樽ものがたり セルティーオーク色〉

 

 

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〈室内壁材:珪藻土 メルシーライト〉

 

 

 

ここのお宅のリビングには大きな桧の大黒柱があります。

ご主人さまお気に入りの一本です。

桧特有の艶があって、木目がピンク色に美しく、凛とした存在感を感じます。

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昔の家には必ず大黒柱、小黒柱がありました。

家を支えつづける耐力柱として、まさしく「一家の大黒柱」だったのです。

それがいつの時代にか忘れ去られ、今では珍しくさえなってしまいました。

 

なんでも、家を新築したけれど、「背比べ」のできる柱のない家が多いとか・・・

 

日本の文化でもある「背比べ」を知らない子どもたちがそろそろ存在するようになるでしょう。毎年々々伸びる身長に色々な想いを刻み込める柱が家には必要だと私は思います。

 

もう読めないくらい傷や線が付いた柱はとても魅力的です。

 

大人になってからも残しておきたい我が家の柱。

 

いっぱい成長の記録を刻み込んでください。

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新しい家は子どもたちにとって、とても嬉しい出来事なのです。自然と笑顔になります。

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完成の記念に家族に混じって撮影していただきました。

ありがとうございます。

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また一つ幸せな家庭ができました。 

 

 

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