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高効率太陽電池、折り曲げ可能に シャープ、衛星向け開発

 シャープは折り曲げたり、畳めたりする高効率の化合物太陽電池を開発した。発電層を薄くし、フィルムに転写する技術を確立した。2012年度をメドに実用化し、人工衛星など宇宙用で搭載を目指す。光を電力に換える変換効率は世界最高水準の36%前後になる見通しだ。

 開発したのは金属化合物を3層重ねた単結晶型太陽電池で、インジウムガリウムリン、ガリウムヒ素、インジウムガリウムヒ素の3層で構成する。厚さを20マイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下にすることで曲げても割れない構造を実現。また金属などの基板上で化合物の結晶を形成した後、フィルムに転写する技術を確立。曲げられる素材に転写することで折り畳んだり、曲げたりできるようにした。(23日 11:06)

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