みなさま、こんにちは。
トレゾア アペオニーの木村です。
今年最初のステキな物語をお届けしたいと思います。
そのステキな出来事が行われたのは、
2010年1月23日
新郎TAKUROさん❤新婦YOSHIMIさんの結婚式
多くの方々が、『挙式』と耳にしたときにイメージされるのは、
タキシードとウェディングドレスを纏った(まとった)新郎新婦が
牧師に愛を誓う『教会式』ではないでしょうか。
でも実は、トレゾア アペオニーのチャペル、
とても斬新な造りなので和装がとっても映えるんです。
そんな挙式会場を気に入ってくださった
TAKUROさんとYOSHIMIさんが選ばれたのは、
チャペルでの『和装人前式』☆
その中で行った演出はなんと!!!
『三三九度』
みなさまご存知の通り、三三九度とは
神前挙式の儀式のひとつで、小中大の盃を
新郎新婦が順に酌み交わす儀式のことをいいます。
ふたりの結婚を祝福して神様から御神酒をいただく、
その御神酒を飲むことで体の中に
神様の力を取り入れるという意味があります。
神前式での三三九度は、巫女さんに御神酒を注いでいただき、
新郎新婦が交互に各三回ずつ、
計九杯の御神酒を飲むというのが慣わしです。
しかし、人前式はというと
ゲストの皆様に誓うというのが魅力の挙式スタイルなので、
新郎新婦がお世話になっている方々に、
御神酒を注いでいただくことにしました。
まずは、一献目『小の盃』
こちらは『過去』を意味する盃です。
自分たちを産んでくれた感謝の想いを胸に
新郎TAKUROさんへはTAKUROさんのお母様より
新婦YOSHIMIさんへはYOSHIMIさんのお母様より
それぞれ注いでいただきました。
続いて、二献目『中の盃』
こちらは『現在』を意味する盃です。
自分たちを近くで支えてくれているそれぞれのご友人にサプライズで
注いでいただきました。
最後に、三献目『大の盃』
こちらは『未来』を意味する盃です。
これから宜しくお願いしますという敬意を込めて、
新郎TAKUROさんへはYOSHIMIさんのお父様より 新婦YOSHIMIさんへはTAKUROさんのお父様より
それぞれ注いでいただきました。
たくさんの大切な想いが加わり、
集まったみなさまの絆が深まった瞬間を目にすることができました。
神前結婚式は、
神々に感謝の祈りを捧げながら暮らしてきた日本人の心から
生まれてきたものだそうです。
日本古来の美しい花嫁姿を身に纏い(まとい)、
夫婦の誓いを結ぶ挙式のスタイルは、
今も私たちの心のよりどころとして受け継がれています。
古式ゆかしき儀式を取り入れた和装人前式は、
深い感動とともに一生人々の胸に刻まれていくことでしょう。