望 〜都の空から
東京の魅力や四季の彩り、さらに課題も空撮で紹介します
【政治】小沢氏めぐる風向き変化 政権内に距離置く言動2010年1月27日 21時54分 政治資金問題を抱える民主党の小沢一郎幹事長に距離を置く言動が出るなど小沢氏に対する鳩山政権内の風向きの変化が27日、明確になってきた。資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部の事情聴取を受けた小沢氏に捜査が及ぶ可能性が取りざたされ「一蓮托生」への警戒感が出てきたためとみられる。検察批判の動きも下火になり、捜査の展開次第では進退を問う声も出てきそうな気配だ。 「個別の話はまた別の場で…」。27日の民主党国対関連会議。「検察は石川(知裕)氏に、小沢氏の関与を認めろと高圧的な取り調べをしている。可視化を進めるべきだ」と訴える新党大地の鈴木宗男代表を、山岡賢次国対委員長がなだめて議論を打ち切った。 民主党では小沢氏側近の輿石東幹事長代行らが、容疑者取り調べの全過程で録音・録画を義務付ける刑事訴訟法改正案(可視化法案)の国会提出を唱え、検察へのけん制と受け取られた。同じ側近の山岡氏が沈静化を図ったことに党内の空気の変化が象徴されている。 (共同)
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