99円年金手当問題、柳長官「常識的に理解し難い」
外交通商部関係者らが26日に明らかにしたところによると、柳長官は重家大使に対し「当時の牛2頭の値段にあたる金額を、規定がないという理由で当時の額面価通り99円を支給したことは常識的に理解し難い」とし、日本側の誠意ある措置を促した。
柳長官は22日の定例会見でも、同問題について「韓国政府は日本政府が過去史問題において誠意ある姿勢を示すことを期待している」とし、こうした問題についてわれわれが新たに外交的にイシュー化し、再び交渉しなくても日本政府が誠意ある措置を取るよう期待するとの考えを伝えたと述べた。
これについて外交通商部当局者は「日本側に対しより誠意ある措置を促すという韓国政府の立場に変化はない。厚生年金脱退手当を韓国政府が補償するとの方針を明らかにしたという一部メディアの報道は事実と異なる」と明らかにした。