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2010年1月27日(水) 19:25 |
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香川C型肝炎訴訟、全員が国と和解
本人の知らぬ間に血液製剤の投与によってC型肝炎になった患者2人について、高松地裁で国との和解が成立しました。 これで、香川弁護団が提訴した5人全員が和解したことになります。
和解が成立したのは、去年6月に香川弁護団が提訴した、慢性C型肝炎の患者2人です。 この裁判は、1986年から89年の間に、アメリカなどですでに使用が禁止されていた血液製剤フィブリノゲンを投与され、C型肝炎などになった患者の救済のため各地で行われており、救済法によって裁判で投与が確認されれば国が和解金を支払います。 しかし、救済法は5年間の時限立法のため、患者が新たに救済を受けるには、今後3年以内に提訴などの手続きをすることが求められています。 弁護団では、来月27日に相談会を開くとともに、病院にも協力を求め、一人でも多くの患者の救済を目指す方針です。
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