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2010年1月27日(水) 19:25 |
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時効成立まで3ヶ月、児島殺人事件
1995年に倉敷市児島で夫婦が殺害され、民家が放火された事件の時効まで、あと3ヶ月となりました。 しかし、犯人逮捕につながる有力な情報はなく、警察では現場周辺でチラシを配るなどして情報提供を呼びかけています。
1995年の4月におきた放火殺人事件。 角南春彦さん当時70歳の家が放火され、焼け跡から春彦さんと、妻の翠さん当時66歳の2人の遺体が見つかりました。 2人の遺体には首から上の部分がなく、犯人が2人を殺害したあと切断し、持ち去ったと見られています。 時効まであと3ヶ月。 当時のことを知る人は少なくなったと近所の人は話します。 児島警察署の警察官らが、27日朝も現場周辺の駅などで情報提供を呼びかけました。 警察では、これまでに延べ8万9千人の捜査員を動員し捜査を行いましたが、依然として有力な情報はないということです。 当時、事件を担当していた警察幹部OBは山陽放送の取材に対し、「事件を解決できなかったのが今でも心残り。事件の迷宮入りは何とか免れて欲しい」と胸のうちを明かしてくれました。 時効が成立するのは3ヵ月後の4月28日です。 警察では、些細な情報でも寄せて欲しいと話しています。
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