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2010/01/27 14:46 KST
韓国技術水準は日本の8分の1、現代経済研分析


【ソウル27日聯合ニュース】韓国の技術水準は日本の8分の1にすぎないと分析された。現代経済研究院のチュ・ウォン研究委員が27日、「韓独日の製造業の現況比較と示唆点」と題した報告書を公表し、3カ国の技術貿易収支比を比較した。

 技術貿易収支比は、技術輸出額を技術導入額で割って算出する。数値が高いほど技術水準が高いとみることができる。

 分析の結果、2007年の韓国の技術輸出額は22億ドル(約1963億円)、技術導入額は51億ドルで、技術貿易収支比は0.43倍だった。日本は韓国の8倍に達する3.29倍、ドイツは1.11倍となっている。

 製造業の付加価値生産額に対する研究・開発(R&D)投資額の割合も、韓国は2006年現在9.0%で、ドイツ(7.6%)は上回ったものの、日本(11.0%)には及ばない。

 また、韓国の製造業の輸入誘発係数は0.333だった。これは、製造業で1年間に1億ドル分を生産する場合、3300万ドルが海外に流出することを意味する。ドイツ(0.285)、日本(0.167)とも上回る数値だった。

 このほか、韓国は1人当たりの労働生産性が低く、世界市場でのシェアや世界トップの商品数も、日独に大きく及ばなかった。

japanese@yna.co.kr