「『イク(育)メン』『カジ(家事)メン』という言葉をはやらせたい」。長妻昭厚生労働相は27日の参院予算委員会で、「かっこいい男子」の意味で使われる「イケメン」をもじり、育児や家事をする男性をかっこいいとPRする意気込みを語った。
社民党の近藤正道参院議員への答弁。長妻厚労相は「日本は、男性の家事を手伝う時間が先進国で一番短い部類だ」と指摘した。育児休暇取得など男性の働き方を変えるには意識改革が必要だが、親しみやすいフレーズは男性の心に響くか。【野原大輔】
毎日新聞 2010年1月27日 21時51分(最終更新 1月27日 22時13分)