護衛艦くらま、三菱長船で修理へ 10月に韓国船と衝突
関門海峡で10月、韓国籍コンテナ船と衝突した海上自衛隊佐世保基地所属の護衛艦くらま(5200トン)が、年明けにも長崎市の三菱重工長崎造船所で修理に入ることが24日、分かった。
海自佐世保地方総監部によると、防衛省が随意契約で修理を発注。費用は約9億4千万円の見込み。同総監部は随意契約の理由について「総監部管内に修理できる造船所がほかになかった」としている。
くらまは衝突で艦首部分を大きく損傷し炎上。現地での海上保安庁による乗員らの聞き取り調査の後、11月9日、佐世保に帰港していた。
また今月4日、高知県沖でほかの海自護衛艦と接触した同基地所属の護衛艦さわぎり(3550トン)について、同総監部は佐世保重工(SSK)で既に修理が完了したことを明らかにした。
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