マスコミ報道にもありますように、今月実施した法政大学高等学校2年生の北海道での修学旅行におきまして、引率した教諭2名による複数の生徒に対する指導の範疇を超えた暴力行為があったことが発覚いたしました。本学としては誠に痛恨の極みであり、直接被害に遭われた生徒の方々のみならず、他の生徒の皆さん、保護者の皆さま、そして関係各位に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
本学では、今回の件を重く受け止め、学校法人法政大学としてこの問題に対応すべく、直ちに理事長を本部長とする「対策本部」を設置し、事実関係の正確な把握に努めるとともに、関係者の厳正なる処分を検討する所存です。また、生徒に対する精神的なケアをはじめとする具体的な対応につきましても、実施をすすめているところです。それとともに、教育がどうあるべきかという原点に立ち返って、生徒指導や学校運営の在り方を全面的に見直し、二度とこのような不祥事が起こらないように、全学を挙げて取り組む所存です。
皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。