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小学校の中庭で転倒、1千万円支払い和解へ
高松市の市立小学校の中庭で遊んでいる時に転倒して重傷を負い、後遺症が出たのは学校が安全配慮義務を怠ったためとして、当時小学4年の女児が市に約4300万円の賠償を求めた訴訟は27日、市が1千万円を支払うことで高松地裁(吉田肇裁判長)で和解する見通しとなった。原告側代理人が明らかにした。
原告側代理人によると、同地裁が昨年9月末に和解案を提示。市側が責任を認め1千万円を支払うことで合意した。
訴状によると、平成17年11月、昼休みに中庭で長縄を腰に巻いて友人と遊んでいた女児が転倒。れんがを敷いた地面で強打して頭の骨を折り、後遺症が出た。校長が遊びを禁止すべきだったなどとしている。
市が今年3月の議会で承認を受け、同月下旬にも正式に和解が成立する見込み。