(cache) 小沢氏の再聴取、見送りへ 特捜部、政治的影響も考慮 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 小沢氏の再聴取、見送りへ 特捜部、政治的影響も考慮

     小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京地検特捜部は27日までに、小沢氏に対する2回目の事情聴取を見送る方針を固めたもようだ。

     特捜部は23日に約4時間半にわたり小沢氏を聴取。一定の説明を受けた上で「被疑者調書」2通を作成し、当初の目的は果たしたと判断した。

     聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる。

     ただ、元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=らの供述次第で、小沢氏の聴取を再度検討する可能性もある。

     小沢氏は聴取後の会見で「収支報告書の記載について全く把握していなかった。相談されたり、報告を受けたこともない」と事件への関与を否定。

     焦点となっている2004年の土地購入の際に陸山会に貸し付けた4億円について「事務所に保管していた個人の資金」とした上で「不正な裏金は一切受け取っていない」と、水谷建設(三重県桑名市)などゼネコンからの裏献金報道も全面否定していた。

      【共同通信】