北朝鮮軍総参謀部「黄海の砲撃訓練を続ける」
北朝鮮の朝鮮中央通信が報じたところによると、総参謀部は「午前に年定例の砲実弾射撃訓練を進行した」と実施を認めた上で、北朝鮮側水域で軍が計画的に進行する訓練を論じる余地は誰にもないと主張した。報道文はまた、北方境界線(NLL)を北朝鮮では認めないという立場を改めて示した。
しかし、北朝鮮の砲撃に韓国軍が警告射撃で応じたことには言及しなかった。
北朝鮮軍は27日午前9時5分から10時16分まで、海岸砲約30発を白リョン島と大青島近くのNLL海域に向け発射した。着弾地点は北朝鮮が前日に設定した航行禁止区域内で、NLLから北朝鮮側1.5マイルほどと推定されている。
北朝鮮軍では通常、3月末まで冬季訓練を実施するといわれる。