『新世紀エヴァンゲリオン』#1と#25の対比

TV版の第1話と、旧・劇場版(第25話)の冒頭。
「外には敵、目の前には病床の女性パイロット」というシチュエーションの反復と、行動の差異。ロボットに乗るのか、乗らないのか?どうするのか?物語開始時における、主人公の変化を際立たせる対比。
<2月5日追記>
newさんから、興味深い反応があったので引用。
書かれている内容よりも、手の形が1話だと少年漫画っぽいゴツゴツした手で、25話だと繊細な手になっているというのが気になってしまう
面白かったところを太字にしました。指摘されて気づいたことが二つ。
旧・劇場版の時点では、視聴者の実感としても、中性的な線が相応しい主人公になっていました。しかし、TV版開始時点では、絵の作り方(目指した方向性)が違ったのかも知れない、ということが一つ。
もう一つは、キレイな手の方が、「(シンジの心が)汚れた」ニュアンスが伝わりやすいのかなと思いました。粗野な手だと、「汚れた」よりも「(アスカを)汚した」になりはしないか。その違い。
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ヱヴァ、韓国でも起動 異例のヒットに ●『新世紀エヴァンゲリオン』#1と#25の対比 http://幻視球.net/2008/02/eva1-25.php 1話と25話は他にもシンジが「やっぱり来るんじゃなかった」と思うところも意図的な演出ですね。
『新世紀エヴァンゲリオン』1話と25話の対比 幻視球:http://xn--owt429bnip.net/2008/02/eva1-25.php 主人公のシンジくんの手についたものの対比。 1話は血、25話は精液。 そして目の前にいるのは両方とも女性。 1話では手を見ることで、進むことを決意し、 25話では手を見ることで、逃げ出すことを決意した。 自分の身体から出た液体をみた、ということで、 要するに、25話になると、 シンジくんは自分しかみていないのかもしれない。