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韓流イケメンSPが真央を完全警護!

 こわもてのSP(中央)に先導される厳戒態勢の中、浅田真央は会場入り=韓国・全州華山氷上競技場
 こわもてのSP(中央)に先導される厳戒態勢の中、浅田真央は会場入り=韓国・全州華山氷上競技場

 「フィギュアスケート四大陸選手権」(27日開幕、韓国・全州)

 屈強なイケメン韓流男子が、真央を完全警護する。26日、公式練習が行われ、バンクーバー五輪女子代表の浅田真央(19)=中京大=が、ホテルの自室以外はSPの警護を受けながら移動した。韓国内の一部のインターネットサイト内で、浅田への妨害を想起させる書き込みがあり、主催者側が配慮。ソウルの大手警備会社「チャム・セキュリティー」のSPがチームを結成し、徹底警備で真央を守り抜く。

  ◇  ◇

 会場を出入りする浅田の至近距離で、強面(こわもて)の巨漢SPが先導した。大会のIDを提げた関係者さえも振り払い、一瞬のスキも与えない。厳重警備は宿舎でも同様で、浅田に対しては、部屋にいる時間帯を除けば24時間の完全警護態勢が敷かれた。

 浅田の関係者は「イケメンもいるんですよ。うちで頼んだのではなく、つけてくれた。助かります」と胸をなで下ろした。浅田も「おととしのグランプリファイナルのときにいた人もいた。心強いですね」と、一安心していた。

 最大のライバル、金ヨナの母国で開催される大会。浅田への妨害を思い起こさせる書き込みが、韓国内のインターネットサイトに存在した。

 関係者は「日本のファンが知らせてくれた。試合前に奇声を発するとか、サイン攻めに遭わせて困らせるとか、そんな内容」と打ち明けた。中身が幼稚であるとはいえ、万が一の事態に発展しかねない。バンクーバー五輪を間近に控え、もしものことがあっては…と、“怪情報”に呼応して韓国サイドがSPをつけた。

 身長約190センチの巨漢SPは「こういう仕事だから、名前は明かせない。真央のために、何人かでチームを組んでやっている。私は柔道の黒帯。ほかにテコンドーの上級者もいる」と説明した。その道の達人を集めたイケメンも含む武道エリート集団がエスコート役だ。浅田の関係者も「無事に五輪を迎えるために、不審者がいたら通告してほしい」と、各メディアへの協力を求めた。

 当の浅田は「韓国は食べ物がおいしい。きのうはプルコギを食べた。全州はビビンバ発祥の地と聞いている。ぜひ食べたい」とリラックス。大好きな韓国料理で英気を養い、本番への糧とする。

(2010年1月27日)





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